理由 の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2021/06/29

実際にありそうだな。。と思えるだけに怖いお話。
結構ページ数がある割にスピード感で持っていく手法ではないので、ちょっとしんどかったかな。でも全てがわかった時は読んで良かったと思えました。

2009/10/04

直木賞を取った作品です。映画化もしましたね。
話の展開も気になりましたが、どうして、この事件が起きたかという心理描写、理由が巧みに表現されていました。
東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年の男女と老女の死体。そしてベランダから転落死した男。しかし、４人の死者はそこの住人ではなかったのだ。
少しづつ、事実が明らかになっていく…。
人間、人から言われたひと言がずっと引きずっていったりすることってあるよなと納得してしまった物語です。

2009/10/04

東京荒川区のマンションで殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の死体が・・・。そしてベランダから若い男が転落死。調べてみると４人は家族ではなく、全く関係の無い間柄であった・・・。何故彼らはここで殺されたのか？なかなか面白い作品ではありました。無理な住宅ローンと競売の話など、興味深いものはあったけれど、ちょっと作偽的な感じがしたし、途中から何となく犯人もわかってしまったので、面白いながらも、これまでの筆者の持ち味が少々薄れているような気がした。深みに欠けると言うのかなぁ。。。

2009/10/04

マンションの一室での「一家四人殺害事件」から物語が始るけど…。
この一家四人「実は赤の他人だった。じゃ、彼らは一体何者？」「殺害したのは一体だれ？」という一見したら『未解決』となりそうな展開に陥ります。
「家族ってなんだろう？」と
考えさせられる一冊でした。

2009/10/04

事件関係者の証言を積み上げてストーリーを積み上げていく手法が芥川龍之介の『藪の中』を彷彿とさせます。

2009/10/04

都内の超高層マンションの一室で起きた殺人事件。室内には３つの死体と、ベランダから転落した若い男の死体。しかしその４人はそこに住んでいるはずの家族ではなかった・・・。殺されたのは誰で、犯人は誰なのか？※現代の希薄な人間関係のなせる業ですね。本当にありそう、こういうこと。

2009/10/04

宮部気分が続いていて、読み返してみました。が、再読にも関わらず、ラストが思い出せない。びっくり。そもそもの狙いが、事件の起こった理由を描くことであり、明解な結末はなかったんですね。読んでから、思い出しました。

2009/10/04

久しぶりに読んだ気がするな、宮部みゆき。
相変わらず読ませるけど、主人公不在の群集劇ってのはいまいち盛り上がり切らない気はするなぁ…。
ラストも、いまいちすっきりしないし。

2009/10/04

初めて読んだ宮部みゆきの本。続きが気になって最後まで一気に読んだ。
人間の負の部分が満載で、やるせない気持ちになった。

2009/10/04

こちらは、随分前に読んだ本なので、内容がいまいちあやふやですので感想は書けませんが、面白かったので印象に残っている本です。
なので、本棚に入れてます。＾＾；