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オペラ放浪記(2001年編) の商品レビュー

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2009/10/04

オペラを貧乏旅行で立て続けに見る紀行本。元はネット掲載らしく、文章や構成には正直、難あり。中途半端なですます調や顔文字、さらにカタカナ表記の違和感(例:ホウムペイジなど)も覚えた。起床時間や電車ダイヤの細部へこだわるわりに、肝心の音楽がどういう状態だったか、いまひとつイメージわか...

オペラを貧乏旅行で立て続けに見る紀行本。元はネット掲載らしく、文章や構成には正直、難あり。中途半端なですます調や顔文字、さらにカタカナ表記の違和感(例:ホウムペイジなど)も覚えた。起床時間や電車ダイヤの細部へこだわるわりに、肝心の音楽がどういう状態だったか、いまひとつイメージわかず。本末転倒では。多く見ることでの審美眼は理解するが、本書はオペラ鑑賞よりも、安価な欧州旅行のほうに軸足を置かれてる気がした。 欧州のオペラは物価と比べ、かなり割安で鑑賞できることに驚く。どういうコスト構造だろう。夜行列車を駆使したハードスケジュールを真似したいとは思わないが、熱意はかう。しかし本にするならば構成や文章へ手を入れて欲しかった。

Posted byブクログ