新書版 ルー=ガルー の商品レビュー
京極堂シリーズとはま…
京極堂シリーズとはまったくちがう雰囲気で驚きましたが、物語自体は興味深いテーマで、すごくおもしろかったです。読み終わったあとも、どきどきして眠れませんでした。私的にはおすすめです。
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2030年、管理社会…
2030年、管理社会で生きる14歳の少女が主役です。連続殺人事件をきっかけに、少女達の世界が変わっていきます。いつもの京極夏彦ではない、京極夏彦を楽しんでください。
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近未来、厳しい管理体…
近未来、厳しい管理体制の世界で生きる少女たちのストーリー。読み始めてすぐに本書の世界観にのめりこむことができました。四人の少女がそれぞれ個性的でいいです。
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SF仕立ての猟奇殺人…
SF仕立ての猟奇殺人もの。徹底された管理社会の、潔癖で無機質な雰囲気は楽しめました。
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いつもの京極夏彦を期…
いつもの京極夏彦を期待して読むとかなり裏切られます。割り切って読むと結構面白いと思います。
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近未来の行き過ぎた管…
近未来の行き過ぎた管理社会を舞台し、それぞれの事情を隠し持った少女達を主人公とした一種のSF物語。京極堂シリーズとは、全く趣が違うので、戸惑う人も多いのでは・・・。
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始めて読んだ京極さん…
始めて読んだ京極さんの作品です。ミステリーと聞いてたので、ちょっと拍子抜け?っていうのか、イメージと異なったので、面白いのかはよくわかりませんでした。一気に読み進めた作品です、ちょっと長く感じましたが…。他のレビューを書いている方の通り、違う感じなのかもしれませんね。他の作品も読...
始めて読んだ京極さんの作品です。ミステリーと聞いてたので、ちょっと拍子抜け?っていうのか、イメージと異なったので、面白いのかはよくわかりませんでした。一気に読み進めた作品です、ちょっと長く感じましたが…。他のレビューを書いている方の通り、違う感じなのかもしれませんね。他の作品も読んでみようと思います!
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一気に読めます
21世紀半ば、デジタル情報に支配されている近未来が舞台。連続殺人事件をきっかけに、仮想現実から飛び出した少女たちが主人公。読み始めたら止まらない面白さ!「京極節」はSFでも健在です。
yoko
2度目の再読になります。結構忘れていることが多かったので、とても楽しめました。 2030年代の世界。人と人の繋がりが薄い世界。人々は端末(スマホみたいな形状かな?)で繋がり、リアルなコンタクトをとらない。それはとても楽なのかもしれないけど、乾いた世界だな感じました。 情報が...
2度目の再読になります。結構忘れていることが多かったので、とても楽しめました。 2030年代の世界。人と人の繋がりが薄い世界。人々は端末(スマホみたいな形状かな?)で繋がり、リアルなコンタクトをとらない。それはとても楽なのかもしれないけど、乾いた世界だな感じました。 情報が残らない=現実ではなくなる。実際に起きたことは事実だけど、記録が現実になってしまう。記録を書き換えれば、それが現実となる。そんな世界です。 実際の歴史もそうやって違えた現実があるんだろうなと思いました。いや、今現在も歴史は書き換えられ続けているのかもしませんね。 人を殺すのは悪いこと。人を殺す理由なんてないのかもしれない。でも、なぜ悪いことなのか、私は当たり前すぎてそんなこと考えたこともなかったです。 次は続編を読みたいと思います。続編は初読みなのでとても楽しみです。
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近未来、人類は食物連鎖から離脱することに成功し、少女たちは自宅端末で学習を進め、たまにコミュニケーション研修で外に出る。そんな時代の連続殺人。 大好物の近未来ものなのでそれだけで充分美味しいのですが、以下箇条書きでオススメポイントを。 1.設定の面白さ 2030年〜2053年...
近未来、人類は食物連鎖から離脱することに成功し、少女たちは自宅端末で学習を進め、たまにコミュニケーション研修で外に出る。そんな時代の連続殺人。 大好物の近未来ものなのでそれだけで充分美味しいのですが、以下箇条書きでオススメポイントを。 1.設定の面白さ 2030年〜2053年の起こり得る事をネットと雑誌で募集し、そのアイデアを練りこむというかなり実験的な企画だったようです。 技術の発展はもとより言葉の変化、概念の変化、教育・警察・家族など社会システムの変化など、様々な点が網羅されていてかなりワクワクできます。 2.キャラクターの魅力 女性カウンセラーの不破さん、刑事の椚さんを除けば主人公は4人の少女たち。 それぞれのキャラクターがうまくデフォルメされていて、よく立っています。 京極作品のテンプレートとも言えるキャラ関係がすでにあって、好きな方にはかなり『にやり』要素多めかも笑 3. クライマックス スピード感、カタルシス、謎解き要素、アクション要素が全部入ったなかなか読み応えのあるクライマックスでした。 京極堂何かだと、しゃべりまくって100ページとかザラですが、この作品はかなり映画的な場面の切り替えや動きが多くなっています。 読み飽きないし最後の一気読みが楽しい! 4. しかし変わらぬ京極節 他の作品のように読者に背景をしみ渡らせるのが目的ではなく、かなり前提条件を説明しないままメインのテーマをつきつけます。 曰く『生き物ってなんだろう』。 食物連鎖から切り離され、自宅からあまり出ず、システムに管理され続けた人類は果たして生き物なのか? 倫理も社会も法律も変わる中で変わらないものはなんなのか? 京極らしいテーマを以外に京極らしくない形できっちりと読者に提示します。 と、言うことで何よりも近未来設定好きには本当にオススメ! その他の方も、少なくとも読んで後悔はしない本だと思います( ̄▽ ̄)
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