メネッティさんのスパゲッティ の商品レビュー

ケース・レイブラント(著者),野坂悦子(訳者),カール・ホランダー

2023/09/14

スプリートはへんてこな町。すべてのものが細長い。この町にやってきたメネッティさんは、ふとっちょだから、宿屋にも入れなかったくらい。メネッティさんは、この町で暮らしていくため、細長い食べ物「スパゲッティ」を売ることを思いつくが・・・。

全てのものが細長い町という奇想天外な設定が面白い。また、お話自体はシンプルに進んでいくため読みやすい。面白楽しいお話というだけでなく、スプリートの人々の姿を通して、人間の愚かさや美しさも垣間見ることができ深みも感じた。中学年くらいの子におすすめしたい作品。

『ドアのむこうの国へのパスポート』の主人公の思い出の本が『メネッティさんのスパゲッティ』だったので読んでみた。「本の中に出てくる本」みたいなかんじで２冊一緒に紹介するのもおもしろいな。他に「本の中に出てくる本」、どんなのものがあったかなー。展示コーナーを作りたい。

2023/09/03

スプリートの町にやってきたメネッティさん。しかしスプリートはなんでもひょろひょろ細長い変な町でした。狭すぎて家やお店にも入ることができずこの町で暮らしていこうとこの町にあった細長い食べ物つまりスパゲッティを売り、スプリートの人たちを太らせようと計画しますが…。

2009/10/07

スプリートってほんとにへんな町!なんでもひょろひょろ細長いんです。家も、木も、人々でさえも。町にやってきたメネッティさんも、びっくり。ドアがせますぎて家の中に入れないのです。なんとかこの町でくらしていこうと、メネッティさんが考え出したのが、屋台でスパゲッティを売ることでした。ところが…。

2009/10/04

スプリートってほんとにへんな町! なんでもひょろひょろ細長いんです。家も、木も、
人々でさえも。町にやってきたメネッティさんも、びっくり。ドアがせますぎて家の中に
入れないのです。なんとかこの町でくらしていこうと、メネッティさんが考え出したのが、
屋台でスパゲッティを売ることでした。ところが…。

2010/03/28

スプリートと云うおかしな町のおかしなお話。冷たそうで温かい、不思議な味の童話です。Kees Leibbrandtは新聞記者として活躍しながら、児童文学作家としてもデビューした人でした(1932年～1965年)。人間に対する優しい視線を感じさせるところが、日本のマスメディア関係の人にはないところでしょうか。