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マーケティング の商品レビュー

3.7

30件のお客様レビュー

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なかなかよい

マーケティングに興味がある学生(人)に、読んでほしい入門書的良書。

公民科講師

2021/02/03

様々なマーケティングの概念を手際よくまとめていてわかりやすい。少し事例が古いのが残念(松下電器産業株式会社など)。

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2016/12/24

新書ながら中身は濃密。 マーケティングとは何であるか、わかりやすく包括的にまとめられている。 ケラーの「ブランド・ビルディング・ブロック」の解説などが入っているところは恩蔵先生の著作らしい。

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2014/09/07

マーケティング理論を俯瞰的かつスピーディに学べるので、まずは、マーケティングって何だろうって所からスタートする方にはちょうどいいというか方には最適な書だとも思います。

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2014/04/28

メモ Ⅰ <市場の細分化> ・stpはマーケティングミックスより前に存在する ■セグメンテーション ・①マス②セグメント③ニッチ④カスタマイズ。ニッチは特定の顧客の満足を最大化するものであり、価格もプレミアムに設定できる可能性がある ・地理的変数(エリアマーケティング)、人口統計...

メモ Ⅰ <市場の細分化> ・stpはマーケティングミックスより前に存在する ■セグメンテーション ・①マス②セグメント③ニッチ④カスタマイズ。ニッチは特定の顧客の満足を最大化するものであり、価格もプレミアムに設定できる可能性がある ・地理的変数(エリアマーケティング)、人口統計的変数、サイコグラフィック変数、行動上の変数(頻度、単価、機会、ベネフィット、ロイヤルティ) ■ターゲティング 差別化型のマーケティングは効率面において非差別型に劣る 集中型は経営資源の限られた企業に適するがリスク分散の必要あり ■ポジショニング ・相対的なものであり、競合商品との比較の中で決まる ・ポジショニングが有効であるためには、顧客にとって「重要性」「独自性」「優越性」があることが大事 ・一つのポジショニングに絞り込む、USPにこだわること(ロサ・リーブス) ・アンダーポジショニング(希薄、広告量少ない)、オーバーポジショニング(狭隘、焦点の設定が不適切)、混乱したポジショニング ・類似点連想→競合ブランドと比較してイコールであること、プラス相違点連想できることが大事 <顧客満足> ・マーケティングとは「顧客価値を創造し、伝達し、説得するプロセス」 ・満足している顧客だけではなく、離反顧客にも注目する→顧客育成の観点。見込み→初顧客→リピート→信奉(ブランドを伝達する人でもある) ・80対20の法則→上位20%の顧客によって、収益の80%がもたらされている。個々の顧客の収益性を考慮すべき ・収益性の低い顧客については、値上げ、サービスコストの削減などが必要 ・顧客生涯価値→ある特定の顧客から自社が得ることになるであろう収益の現在価値 ・moment of truth スカンジナビア航空 逆ピラミッド型の顧客満足重視の企業構造。顧客と直接接する現場に責任と権限を持たせ、トップはあくまで支援に回る ・インタラクティブ(顧客ー従業員)、インターナル(会社ー従業員) Ⅱ市場競争とマーケティング ・効率性よりも有効性 ・ミッションステートメントの5要素 ①自分たちの事業は何か②顧客は誰か③顧客にとっての価値は何か④自分たちの事業はこれからどうなるのか⑤自分たちの事業はどうあるべきか ・ミッションの条件①的を絞っていること②大切な理念を明示③競争領域の明確化④夢があること ・アンゾフの成長ベクトル(マトリクス) ・ボストンコンサルティングのポートフォリオ 市場成長率と相対市場シェアのマトリクス→相対市場シェアは「当該市場における市場シェア上位三社の平均値との比較で求めることができる」 ・複数の事業の相乗効果が把握されないことが問題 ・マッキンゼー7sフレームワーク ハード①戦略(strategy)②構造(structure)③システム(system) ソフト④スタイル(style)⑤スキル(skill)⑥スタッフ(staff)⑦共有化された価値観(shared value) <マーケティングにおける競争> ・4つの競争次元 ①ブランド②産業③形態④一般 →マーケティングマイオピア(近視眼)、製品ではなく顧客ニーズに発想の重点を置くべきである ・5つの競争要因 成長市場or成熟市場で打ち手は大きく違う。 「自社が対象とする市場セグメントの魅力を五つの競争視点から判断」するモデル。 ①業者間の敵対関係(既存の競争関係)②新規参入の脅威→参入障壁の低さによる ③代替製品・サービスの脅威 ④買い手(販売先)の交渉力 ⑤売り手(供給者)の交渉力 ・市場シェア/マインドシェア/ハートシェア マインドシェアは純粋想起で出す場合が多い ハートシェアは買いたい商品の一つとしてあがる割合 <価値連鎖(バリューチェーン)> ・マーケティングの役割の中心はより高い顧客価値と顧客満足の創出にある→その仕組みがポーターの価値連鎖 5つの主活動①内向きのロジスティクス②オペレーション③外向きのロジスティクス④マーケティングと販売⑤サービス 4つの支援活動①資材調達②技術開発③人的資源の管理④企業のインフラストラクチャー(財務、法務等)

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2014/03/25

よくまとまっていて良かったです。少し古い感もあったけど、もう無理やろって考え方はなかったので、特に問題ございません、多分。

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2013/01/27

「営業は愛です」などと宣う、学者の風上にも置けない残念な元学部長が、疑似科学をわかりやすく説明してくれます。もしマーケティングが好きならオススメです。

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2013/11/07

☆2 理論の解説にしてはキレがなく、かといって実践的ツールとしての説明というわけでもない。 前半は表現が変なために読みづらいし、また内容も薄かった。200ページのなかでまとめるのは難しいとは思うけど、それにしてもしょぼい本だった。 【再読】 ☆4 新書200Pの中でこれだけの内...

☆2 理論の解説にしてはキレがなく、かといって実践的ツールとしての説明というわけでもない。 前半は表現が変なために読みづらいし、また内容も薄かった。200ページのなかでまとめるのは難しいとは思うけど、それにしてもしょぼい本だった。 【再読】 ☆4 新書200Pの中でこれだけの内容がよくまとまっていると思う。 当然ページ数の制約上、解説は最小限にとどめざるを得ないため、 マーケティングを勉強する一冊目としては向かない。 当時この本を読んだ時は筆者の導入授業を履修し(そしてその内容の薄さ、授業の遅さから出席しなくなった・・・)、具体的なマーケティング理論について初めて学ぼうとしているところだったので、上記のような印象を持ったようだ。 この本はある程度マーティングや事業戦略について理解したところで読めば、いい本だと感じるのではないか。 マーケティングを初めて勉強するための一冊目として適している本としては有斐閣アルマから出ている沼上先生の「わかりやすいマーケティング戦略入門」がいいと思う。 沼上先生は経営戦略が専門分野の教授なので、この本も経営戦略の視点からマーケティングを捉えており、前半がマーケティング、後半は経営戦略について書かれている。 各理論について体系的に学びたいという場合は日経マネジメントテキストシリーズの「マーケティング入門」がいい。 800P弱あるが、全体の構成もいいし、各章の解説も5章の顧客分析を除いて非常に質が高いと思う。しかも3800円とコスパがよい。 これ以外でマーケティングの基礎理論を網羅したテキストを探すとコトラーの本に手を出さないといけない。自分はコトラーのテキストは読んだことがないが、目次に目を通した限りだと、この日経マネジメントテキストで十分に網羅されていると感じた。

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2016/02/14

マーケティングのHowTo本としてはイマイチだと思う。 体系的に順を追って整理されているというより、いろんな手法がバラバラと簡単に紹介をされていた印象。 マーケティングとは「顧客価値を創造し、伝達し、説得するプロセス」である。  「顧客価値の創造(製品/ブランド)」  「顧...

マーケティングのHowTo本としてはイマイチだと思う。 体系的に順を追って整理されているというより、いろんな手法がバラバラと簡単に紹介をされていた印象。 マーケティングとは「顧客価値を創造し、伝達し、説得するプロセス」である。  「顧客価値の創造(製品/ブランド)」  「顧客価値の伝達(流通/営業)」  「顧客価値の説得(価格/コミュニケーション)」 ポーターのバリューチェーンの考え方は古い。マーケティング活動の範囲はより広く捉えるべき。 ----- MEMO: p28 ジェロム・マッカーシーの4Pを、 ロバート・ラウターボーンが顧客視点に整理し直したのが4C p52 新規開拓は既存維持の5倍コストがかかる p64 ドラッカー「効率性(=戦術)より有効性(=戦略)」 p74 BCGのポートフォリオ分析を単純に当てはめて事業の進退決めるのは危険 p77 孫子「私が敵を攻略した戦術は、全ての人が理解できる。だが、勝利を導き出した戦略は誰にも分からない」 ポーター「オペレーションの効率化は簡単に模倣でき、競合他社がすぐに追随してくる。競合他社と同じことをよりよく行うのではなく、違うことを行わなければならない。」 p103 製品ライフサイクルにはいくつか指摘がある。 誤った認識をしてしまうと、まだ何年も利益機会のあるブランドを死に追いやってしまう。

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2012/10/15

早稲田大学の恩蔵教授著 日経文庫なのでそれほど分厚いこともなく、電車などで開くのに申し分ないサイズである。 内容はマーケティング論の基本を述べたものであり、STP、4Pの説明に従事している。 値段も1000円以下とお手頃で「マーケティングというものがなんなのか少し興味がある」...

早稲田大学の恩蔵教授著 日経文庫なのでそれほど分厚いこともなく、電車などで開くのに申し分ないサイズである。 内容はマーケティング論の基本を述べたものであり、STP、4Pの説明に従事している。 値段も1000円以下とお手頃で「マーケティングというものがなんなのか少し興味がある」という人にはお勧めの本である。 難点を上げるとするなら、終始白黒で、図がかなり簡素なところだろうか。

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