自動的に大金持ちになる方法 の商品レビュー

デヴィッドバック(著者),山内あゆ子(訳者)

2015/09/06

●ラットレースの人生がいかにつまらないか。毎日必死にコマネズミのように働いているのだけれど、定年を迎えたころには、心も体もボロボロになって、しかも貯まっている資産のほとんどないという人が結構いる。そんな人生は、本当に不幸だ。ところが、そのラットレースの「中間層」を挟んで、両端の人生を送る人は、おしなべて幸せだ。一つは大金持ちになる人生。もう一つは、３００万円程度の年収で我慢して、心や身体を犠牲にしないで、ほどほどに生きる人生だ。

●オートマッチック・ミリオネアの基本的な考え方
１）大金を稼がなくてもお金持ちになれる。
２）我慢する必要はない。
３）「自分で仕事を始める」必要はない（人に雇われる身分でもお金持ちにはなれる）
４）「ラテ・マネー」と呼ぶお金を使って、一日に数ドル節約するだけで財産を築くことができる。
５）お金持ちがお金持ちになるのは（そしてそうあり続けるのは）まず自分自身に支払いをするからだ。
６）自宅を持っている人はお金持ちになり、家賃を払っている人は貧乏になる。
７）何よりも必要なのは、決して失敗しない「オートマチック・システム」である。

2014/02/13

素晴らしい！こんな方法があるなんて知らなかった。僕らは今すぐ金持ちになりたいと考えがちだが、なったとしても今の考え方やお金の使い方なら、またすぐお金が尽きてしまう気がする。だが、これを実行すれば間違いなく金持ちになれる！大事なのは実行すること！やろう！！

2010/07/14

給料が出たら、10％をすぐに預金口座に入れる。

ローンを早く完済する、現金がなければ買わない(ｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞを使わない)、自制心に負ける前にお金にまつわる手続きを自動化する。
問題は、いくら稼ぐかではなくいくら使うかなのです。

お金持ちになる秘訣は、手っ取り早く収入を増やすことだと思っている人が多い。そういう人は、｢もしもっと稼ぎがあったら、私だってお金持ちになれるのに｣と言う。

しかし、それは単純に間違いなのだ。

たいていは、稼ぎが増えるほど支出も増える。稼ぎがいくらあるかは、財産を築けるかどうかにほとんど関係がない。

仕事する→稼ぐ→使う
仕事する→稼ぐ→使う
仕事する→

これこそ、ラットレースそのもの！

私たちは、高級車や百万ドルの銀行預金、大邸宅、引退できるお金、子供の教育費などが欲しいのだと思い込んでいるが結局、最終的に欲しいのはそうしたものを手に入れることで呼び起こされる｢感情｣なのだ！

差し出せば差し出すほど、より心が豊かになる。心だけではない、信じられないかもしれないが実はお金はそれを分け与える者のところにより早く舞い戻ってくるものなのだ。

2010/03/24

『はじめに』
・この本のタイトルに誇張はまったくないが，数週間，数ヶ月，数年のうちに大金持ちになれると言っているのではない．仕事をしているうちに，ゆっくりと，だが確実にお金持ちになる方法を学ぶということだ．これは富へと向かうウサギ的アプローチではなく，カメ的な方法なのだ．

『第2章　ラテ・マネー』
・稼ぎがいくらあるかは，財産を築けるかどうかにはほとんど関係がない．
・私たちのほとんどは，稼ぎの多くを「ほんのちょっとしたもの」に無駄遣いしているのだ．「ラテ・マネー」を使わずに65歳になると，1億9千億円たまる．

『第3章　まず自分自身に支払う』
・未来のために，少なくとも総収入の10％を税引き前退職金口座に入れることで，「自分自身に支払う」のだ．早く引退できるくらいお金持ちになりたいなら，20％．

『第4章　さあ，自動化しよう』
・何をするにも，まず自動化する．

『第6章　住宅ローンの支払いを自動化する』
・家を借りていてはお金持ちになれない．実際，何らかの不動産を持たない限り，資産作りのゲームに成功することはできない．

----------以下感想----------
①ラテ・マネーをやめる．
②自動引き落としにする．
③住宅ローンを早く返す．
これだけ．しかし，実践したら大きな効果が得られる．
「金持ち父さん貧乏父さん」よりも現実的な手法．

2009/10/04

アメリカ向けの本。いわゆる金持ち本。
但し、ラテマネーとか、貯金は強制的にしろ（天引きにしろ）というあたりは、とりあえず無駄使い君の僕の心に響きました。

2013/05/31

『自動的に大金持ちになる方法-オートマチック・ミリオネア-』
デヴィッド・バック,山内 あゆ子
白夜書房(2004-07-09)
http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/1/4893679554