評論家入門 の商品レビュー
学問=研究だが、評論家は学術研究ではない。 学者というのはオーソドックスなもので地味に事実を研究する。 評論文において、言葉の定義というのは重要である。損会じれをないがしろにしている評論文も多い。研究でなく評論だからいいだろう、というのはプロフェッショナルではない。 文系の学問と...
学問=研究だが、評論家は学術研究ではない。 学者というのはオーソドックスなもので地味に事実を研究する。 評論文において、言葉の定義というのは重要である。損会じれをないがしろにしている評論文も多い。研究でなく評論だからいいだろう、というのはプロフェッショナルではない。 文系の学問というものは、理系のように緻密な証明の体系がないから、あひどいのかひどくないのかあいまいであることも多い。 アカデミズムはもっと寛大になって、マスコミ系学者はもうちょっと真面目に書いた方がよい。 評論家を目指すのであれば、とにかく読書が好きでなければならない。
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昨今の新書的なひねったタイトルなのかと思ったらガチだった。ちょっと困った。明らかに脱線している怨念めいたからみっぷりはおもろいが、突き放した見方をするとなんじゃこりゃですね。
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辛口批評を交えた「評論」論と、著者自身の体験談を基にした評論家の実態・裏側についての文章とがメイン。柄谷行人批判に一章費やしているのは、少々ダルく感じる。 タイトルの付け方には若干問題があるかもしれない。これ高校生とかが手にとっちゃったらどうするんだろうなぁと思う。 100円...
辛口批評を交えた「評論」論と、著者自身の体験談を基にした評論家の実態・裏側についての文章とがメイン。柄谷行人批判に一章費やしているのは、少々ダルく感じる。 タイトルの付け方には若干問題があるかもしれない。これ高校生とかが手にとっちゃったらどうするんだろうなぁと思う。 100円。
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授業で読んだ本、その?。 以上、その?〜?までは半期の授業で教科書として毎週読んでいた本です。 テーマが定まっていないけれどそれもこの授業のひとつの特徴。 一体、どこに向かっていくのやら…
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小谷野さんの本の魅力は高尚と卑俗が同居している点にあるが、この本は高尚が卑俗をうわまわっている。それでも、同じ東大仲間が本をだしたり、原稿依頼がくることに対するねたみ、そねみ、そして焦りは十分伝わってくる。自分が本を出しても原稿依頼がこないというのもわかる。しかし、この本を読んで...
小谷野さんの本の魅力は高尚と卑俗が同居している点にあるが、この本は高尚が卑俗をうわまわっている。それでも、同じ東大仲間が本をだしたり、原稿依頼がくることに対するねたみ、そねみ、そして焦りは十分伝わってくる。自分が本を出しても原稿依頼がこないというのもわかる。しかし、この本を読んで物書きになりたいという人がどのくらいでてくるだろうか。むしろ、物書きのたいへんさ、こわさを知るのではないだろうか。
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