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みみをすませば の商品レビュー

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2018/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本を一つ読むたびに 石のようなものが心の中に落ちていく どうすればいいだろう 確かめているうちに時間なんてあっという間 過ぎていく未来へと歩いていきたい でも飲み込まれていく過去に置いていきたくないから 限られた時の中で この手で持っていけるのはどれくらいだろう 自分を大切にするということは 途切れた声をなくしてしまうことなく 形にしておくことかもしれない どんなにそばにいても 限りなく遠いことがある 一緒にいても、同じ景色をみていない、時がある それが悲しくて 諦めていたものが 本当は、悲しく思えることを、大事にしていいんだって、思う 守ってあげるのは やっぱり自分しかいないなら 物や、限界や、制限を越えていける唯一の武器は、心なのだと、思う その自由さを、信じたい 悲しみや苦しみに負けないだけの 希望や未来や明るいものを 美しくはないものに埋もれても取り戻せるだけの きらきらしたものを この胸に

Posted byブクログ

2011/10/15

世界の国の子供の言葉は、大人の常識を超えたおもしろさがある。耳の聞こえない女の子の「初めて音楽の話をしてくれた」は考えさせられる。

Posted byブクログ