工学部・水柿助教授の日常 の商品レビュー
この本、好き嫌いが結構別れる作品なのではないでしょうか? ミステリとは名ばかりの、まるで私小説のような本著、言い回しが気にならなければ(楽しめれば)、実に面白い作品だと思います。
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エッセイのようでも作者は常に「小説だ」と言い張るので、小説なのでしょう。水柿助教授と妻の須磨子さんとのやり取りが軽妙で楽しい。
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エッセイに近い小説? 私が持ってるのはハードカバー判なんですが、そちらはもう古本屋にしかないようです。
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森博嗣で一番好きな作品。こういうあほらしいノリが大好きだ。でも、やっぱり人には素直に薦められない。何となくですが。
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小説なんだけど、実はエッセイなのではないかしらん?と思わせる、日記シリーズとミステリの中間のような作品。水柿くんの大学での生活を独り言のような独特の文章で書き綴っていて、好き嫌いがはっきり分かれると思う。
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この本は、外(特に電車内)では読まないほういいです。1人で笑ってる怪しい人になるから。大学なんて、時代も場所も超えてどこも同じなんですねー。変なの変なことばっかり!また、言い回しが大爆笑なのよ。
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森博嗣さん言えば、私と同じ年で、某国立大学の工学部助教授で(某って言うのは名古屋って意味だけど)、私がかつて入院生活をしていたときに「すべてがFになる」を読んで、それ以来何冊か読んだ作者です。 私も理科系なので、「すべてがFになる」の新鮮な雰囲気など楽しかったけど、この作品はかな...
森博嗣さん言えば、私と同じ年で、某国立大学の工学部助教授で(某って言うのは名古屋って意味だけど)、私がかつて入院生活をしていたときに「すべてがFになる」を読んで、それ以来何冊か読んだ作者です。 私も理科系なので、「すべてがFになる」の新鮮な雰囲気など楽しかったけど、この作品はかなり?自叙伝的な性格の作品でしょうか?楽しくユーモアも理解できるのだけど、短編集と言うことで、作品を読み進めるうちに、残念ながらユーモアそのものが鼻に付く感じになってきて、なんだか読むのが辛かったなあ。 ユーモアって難しい。 ああ、笑わせようとしているのだなって読者が思った瞬間に、それは悲しい存在になっちゃいます。でも、そう思うかどうかは、読者の年齢層にもよるのかなって思ったりしました。同じ年の作者なのに、もしかしたら、ずっとずっと若いままでいて、私だけが年をとっちゃったのかな。そんな不安になる作品でもあったりします。でも、私には合わない作品でした。
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ノベルス版持っていたのに、解説が筒井康隆だったのつい買ってしまった。森博嗣の著作の中では「日記」シリーズ並にライトで読みやすい。新作も早くノベルスにならないかな。
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日記シリーズとミステリィの中間位の位置づけ?気軽に森博嗣的世界へ入っていける作品。でもシリーズをある程度読破している方が楽しめるかも。
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