宇宙のかたすみ の商品レビュー

アン・M.マーティン(著者),金原瑞人(訳者),中村浩美(訳者)

2016/03/04

12歳の内気な少女ハッティと、精神障害のある叔父アダムが過ごした一つだけの夏。

ハッティは初めはおばあちゃんを、母を、エンジェルを責めるだけでいいわけだけど、最後は宇宙のすみっこをちょっとめくり始める。

アダムはめくってみて、絶望しちゃったのかなぁ。アダムのことがよく解らないままに終わってしまった。

2012/12/15

中学生のときに読んだ作品です。
びっくりするくらい泣きました。笑

お話は作者のおじさんをモデルにした半ノンフィクション。

主人公の女の子とおじさんの夏休みの物語。

明るく無邪気なおじさんとの交流を通して
女の子は自分の世界を広げる事を知ります。

二人の結末は悲しいものだったかもしれないけど、物語の結末には希望が残ったような気がします。

普段ノンフィクションを読まない人にもオススメ！
自分の宇宙のかたすみをめくってみて下さい。

2009/10/04

アダム以前とアダム以後。アダムはハッティのおじさんです。宇宙のすみっこをめくってみせてくれたアダムおじさん。そんな人とめぐり合えることは幸せなことなんだろうなあ。

2010/03/14

『夜中に犬に起こった・・・』と同じく、自閉症を扱った作品。アダムの場合、パニック障害と呼ぶのだろうか。ほんの少しのことで、幸せになり、ほんの些細なことで、パニックとなる。主人公の内気なハティ、父母、祖父母の心情がよく描きこまれている。

2009/10/04

障害を持った方々への偏見の目。
この本を通して、改めて自分のこれからの人生において大切なことを見直すことができました。

2009/10/31

ハッティの、障害を特別扱いせずアダムをとても大事に思う気持ちが大好きです。すごい女の子だと思います。純粋。