モンテ・クリスト伯(5) の商品レビュー
第5弾です!!もうあ…
第5弾です!!もうあっという間に半分以上読んでしまいました~
文庫OFF
ヴァランティーヌの運命がゆらゆら揺れていたが、祖父ノワルティエが大爆弾を落として孫娘を救う。しかしヴィルフォール家で急死が続き不穏。 そして、モンテ・クリスト伯に救われたエデの辛い過去の原因が明らかに。 ますます目が離せない展開に。
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モンテ・クリスト伯が他人に化けたり懐かしの人と再会したり、ヴァランティーヌ周りが騒がしくなったりエデの過去が明らかになったり、アルベールが怒り散らかしたりとなかなか派手な動きが多い五巻。→ 復讐の種が育っているゾクゾク感。多すぎると感じた登場人物が繋がっているという衝撃。ここま...
モンテ・クリスト伯が他人に化けたり懐かしの人と再会したり、ヴァランティーヌ周りが騒がしくなったりエデの過去が明らかになったり、アルベールが怒り散らかしたりとなかなか派手な動きが多い五巻。→ 復讐の種が育っているゾクゾク感。多すぎると感じた登場人物が繋がっているという衝撃。ここまで読んだからこその驚きがあるし、アレクサンドル・デュマはほんとにすごい。登場人物の相関図が欲しいぐらいこんがらがるけど、相関図そのものがネタバレになるんよなぁ(笑) あと二冊!走り切るッ!
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じわじわ復讐の計画が思惑通り進んでいますが、とっととヴァランティーヌさんとマクシミリヤンくんがくっついておじいちゃんと幸せに暮らしてほしい気持ちです
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いよいよ復讐が佳境に入る。 ダングラールはことごとく株で失敗し、体裁を取り繕う余裕もない。 ダングラール夫人とヴィルフォールの過去の子殺しについては、モンテ・クリスト伯がその事実を知っているのかいないのか判断がつかないまま宙ぶらりん。 ヴィルフォールの家では彼の義理の父母と、父の召使が立て続けに死亡。 かかりつけの医師はこれを連続殺人であり、犯人は娘のヴァランティーヌであると見なす。 検事総長の家族が連続殺人犯である、と。 フェルナンは過去の悪行が新聞に掲載されるが、今のところフェルナンがモルセール伯であることは知られていないので、アルベールが父の名誉を守ろうと動くことが却って事実を顕にしそうな予感。 モンテ・クリスト伯の仇はこの3人なわけだが、このままではヴィルフォールの娘まで無実の罪で破滅してしまう。 それは彼の望みであるのか? そして、彼が大切に思っているマクシミリアンは、ヴァランティーヌと恋仲なのだ。 もしヴァランティーヌが冤罪のために死ぬことになったら、マクシミリアンも多分生きてはいない…かどうかはわからないが、不幸になることは明らかだ。 もんて。クリスト伯が身近に置いているエデという奴隷。 彼女の父の仇がフェルナンであるということが読者には明らかになったが、当事者同士はまだ知らないままというのも、今後もう一波乱がありそうで怖い。 全てがモンテ・クリスト伯の計画通りなのだろうけれど、子ども世代に罪はないと思うのだけど。 メルセデスに対しても、多少恨みがましいことは言ったけど、憎んでないでしょ? やり過ぎると自分も不幸になる気がするなあ。
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モンテクリスト伯の手の中で繰り広げ られる復讐の連鎖が本格的に始まり 美しいエデの過去、ダングラールの資金繰り の悪化の影、マクシミリアンとヴァランティーヌ の秘めた恋が祖父ノワルティエの 秘密の告白によって成就したかと思ったら 次々とヴィルボール家の家族が毒殺され その犯人がヴ...
モンテクリスト伯の手の中で繰り広げ られる復讐の連鎖が本格的に始まり 美しいエデの過去、ダングラールの資金繰り の悪化の影、マクシミリアンとヴァランティーヌ の秘めた恋が祖父ノワルティエの 秘密の告白によって成就したかと思ったら 次々とヴィルボール家の家族が毒殺され その犯人がヴァランテーヌだと濡れ着を着せられ これからどうなる? と言う所で幕を閉じ、モンテクリスト伯が この現状をどうして行くのか次回の展開が 待ちどうしい!
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バランティーヌとフランツ、エデとアルベール、ユージェニーとカドルッス。復讐は次世代を巻き込み進んでいくがまだまだ復讐の準備段階。これからモンテクリスト伯はどうするんだろうか? ジャニナ文書の調査結果も非常に気になる。次巻はいよいよ復讐が明るみに出ていくのだろうか?楽しみ。
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ヴァランティーヌは望まぬ結婚を回避して好きな人と一緒になれるのか?! ええーっ、ノワルティエおじいさん、そうだったの?! エデの話は悲しく、ちょっと重苦しい空気漂う5巻。相変わらず怒涛のてんこ盛りで目が離せない。 伯爵とメルセデスは。。。やあ、まだまだ先がわからない。どうなる...
ヴァランティーヌは望まぬ結婚を回避して好きな人と一緒になれるのか?! ええーっ、ノワルティエおじいさん、そうだったの?! エデの話は悲しく、ちょっと重苦しい空気漂う5巻。相変わらず怒涛のてんこ盛りで目が離せない。 伯爵とメルセデスは。。。やあ、まだまだ先がわからない。どうなるどうなる。
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さて相変わらず強欲なダングラール モンテ・クリスト伯の策略で財産が減りつつあることにビヒり出し、新たに知り合ったイタリア人貴族カヴァルカンティの息子アンドレア(実はベネデット)とモルセールの息子アルベールを娘の婿にと天秤にかけ始める (まぁ恐ろしい!ベネデットと結婚させたいあんた...
さて相変わらず強欲なダングラール モンテ・クリスト伯の策略で財産が減りつつあることにビヒり出し、新たに知り合ったイタリア人貴族カヴァルカンティの息子アンドレア(実はベネデット)とモルセールの息子アルベールを娘の婿にと天秤にかけ始める (まぁ恐ろしい!ベネデットと結婚させたいあんたの娘はベネデットの異父兄弟よ!) 不倫の末、子供(ベネデット)まで出来てしまった宿敵ヴィルフォールとダングラール夫人 ヴィルフォールから子供が生きている事実を知らされ、またしても倒れそうになるダングラール夫人 しかしこの秘密をどうやらモンテ・クリスト伯が掴んでいると睨んでいるヴィルフォールは、ダングラール夫人にモンテ・クリスト伯に気を許さないよう注意を促す さらにはヴィルフォールはモンテ・クリスト伯の周辺を探り始め、お互いの騙し合いが始まる (今のところモンテ・クリスト伯が優位) さてヴィルフォールが最初に結婚したルネ・ド・サン・メラン(既に死亡)の一人娘、ヴァランティーヌ いよいよフランツとの結婚が差し迫る それに「ちょっと待った」をかけるマクシミリヤン 身分違いの二人の恋なのだ ヴァランティーヌの祖父であるサン・メラン侯爵が亡くなり、さらにはその妻サン・メラン侯爵夫人までもが立て続けに亡くなる 夫妻の死は不審死だと医者がヴィルフォールに伝え何だかミステリーへと展開し始める 兎にも角にもこのおかげ(?)でヴァランティーヌはフランツとの結婚ギリギリセーフ免れる マクシミリヤンまさかのチャンス到来であるが、未熟で味方のいない若い2人はなす術がない そこへまさかの最強?の味方が… 全身付随のヴァランティーヌの祖父であるノワルティエ 自分が二人を結婚に導いてやる… その方法はフランツの父とノワルティエにまつわる過去を暴露し、実に効果的で揺るぎのない過去の出来事を伝える ノワルティエは全身付随であってもやると決めたことは何が何でも徹底的にやり尽くす凄腕なのだ 続いてエデの話し エデの辛い過去をモンテ・クリスト伯はアルベールに話すよう促す ギリシャの王女がなぜ奴隷になり下がったのか そこにあった裏切り、悲しく辛い運命 そして父の最期、母の最期 奴隷商人に売られて、転々とし最後にモンテ・クリスト伯に買われる アルベールはそんな話を恐怖と好奇を持って聞いていたが、まさか自分の父モルセールが関係するとはまだ夢にも思っていない この関係性を使ってモンテ・クリスト伯はどうするつもりなのか… 最後はヴィルフォール家 ノワルティエの老僕が突然死 サン・メラン侯爵夫人と同じ毒殺だと言い切る医者 さぁ誰が得をするのだ 疑われているのはヴァランティーヌ 真犯人は…(もうわかるけど) そしてその目的は…(もうわかるけど) デュマの計算つくされた仕掛けの数々 まさかこれほど話を展開させ膨らませていくとは…驚きを隠せない 時間を相当かけ構成を練ったのがうかがえる それを痛快な心持ちで読む私たち… 後世に読み伝えられ、続いていく理由なのだろう しかしモンテ・クリスト伯の復讐方法は緻密だ 家族とその周辺から徹底的に過去を探り、弱みを見つけ巧妙に潰しにかかる 金と知恵がモノを言う ここまでくると最後が気になる… 果たして彼はどこまでやるのだろうか… 彼にとっての復讐はなんなのだろうか 復讐をやり遂げ、最後に彼は何を思うのか? 残すところあと2巻である
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長い幽閉の期間を経て、なお言語に通じ、世事に通じ、超人的な思考と行動を発揮する主人公に読者は魅入られるだろう。2021.7.24
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