マクベス の商品レビュー
河合先生が訳したマクベスを読んでみたので、今度は岩波文庫のマクベスを読んでみた。河合先生の方が口に馴染みやすい気はするが、別にこっちのマクベスが特段読みにくいということもなく、やっぱり面白かった。あとがきとして「『マクベス』を読む」という、訳者が91年に公開講座でしゃべったもの...
河合先生が訳したマクベスを読んでみたので、今度は岩波文庫のマクベスを読んでみた。河合先生の方が口に馴染みやすい気はするが、別にこっちのマクベスが特段読みにくいということもなく、やっぱり面白かった。あとがきとして「『マクベス』を読む」という、訳者が91年に公開講座でしゃべったもの、というのが収録されており、これも話し言葉で読みやすかった。(18/05/20)
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2005年版の映画マクベスが面白かったので岩波版にチャレンジ。 映画のビジュアル体験の助けもあって楽しく読めた。 音読しながら読み進めるとシェークスピアの世界に没入できます。 関係ないですが、シェークスピアと徳川家康の没年が同じく1616年というのは面白いですね。そんな大昔の書い...
2005年版の映画マクベスが面白かったので岩波版にチャレンジ。 映画のビジュアル体験の助けもあって楽しく読めた。 音読しながら読み進めるとシェークスピアの世界に没入できます。 関係ないですが、シェークスピアと徳川家康の没年が同じく1616年というのは面白いですね。そんな大昔の書いた戯曲が今でも繰り返し読まれ上演されている、というのはすごい。
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人間社会に潜む闇の部分を描いた。 本書では、権力欲や保身のために人の命が奪われるということが極めて簡単に描かれます。主人公までもが最後に殺害されるという結末。3人の魔女も謎めいていて、どこか不気味な作品です。
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そこまで盛り上がりがあるような話ではないが、巻末の解説でシェイクスピアの技巧が解説されており興味深かったため、読書 ⇒ 巻末の解説を読む ⇒ 読書 の流れで読むくらいのつもりで考えたほうがよいかと思った。
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如何に人間が欲に翻弄されやすく、それによって性格がネジ曲がってしまうかを(極端ではあるものの)うまく描いている。 あの臆病なマクベスが、権威欲しさや維持のために殺しもなんとも思わなくなるほどに...
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マクベス読破。決して面白いストーリーではなく、段々陰鬱になっていく展開である。名作として知られているだけあり、舞台で見てみたいと思った。また、マクベスには元となる歴史書のようなものがあり、年代記というらしい。こちらも是非読みたいと思った。
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これは読むより劇を観るべきなんだと思った 正直全然おもしろくもないし盛り上がりも無ければ悲劇としても弱い 解説がなければ読むに耐えない
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※このレビューにはネタバレを含みます
11世紀スコットランドを舞台にした武将マクベスの栄光と没落の話。マクベスは魔女の予言の虜となって自ずから人生の奈落へ突き進んでゆく。 文学や戯曲に疎い私にとってありがたいことに、本書には本編のあとに「『マクベス』を読む」という翻訳者である木下順二氏による長い解説が載っていて、文中の比喩やシェイクスピアによる表現の考察などを知ることができる。物語を読んでいるだけでは「よくある話ね」で終わってしまいそうだったのだが、おかげでシェイクスピアがどう素晴らしいのか多少なりとも垣間見られたと思う。
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一人の人間に潜む矛盾した心理。その一方に引っ張られるあまり、主人公は破滅した。人は矛盾しているからこそ、ブレーキをかけて自身を救っているのかもしれない。
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