たくさん失敗した人ほどうまくいく の商品レビュー

R.ファーソン(著者),R.キース著(著者)

若いうちはいろいろ失…

[文庫ＯＦＦ]

若いうちはいろいろ失敗の経験もしておいたほうが、後になってうたれづよくなる。

2012/01/05

最初は少し偏見のある持論の展開にどうなることかと思いながら読んでいきましたが、基本構成は失敗と成功のとらえ方についてと実例をあげるという内容が最初から最後までずっと続いているという内容でした。失敗して落ち込んでいる方であれば、読み進めていくと立ち直りの一助となりそうですが、書名にもなっているようなことを多少なりとも持っている方、または思考が柔軟な方は全て読む事も無いかもしれないような、単調な構成に感じました。本当は、自分がどんなに理解したところで自分の上司がそう思わなければ厳しい現状には変わりがないのですが・・・。

2009/10/12

「勝ったか。負けたか。そんな問いかけは間違っている。最善を尽くしたか。そう問いかけるべきである。それ以外は邪魔になるだけだ。」アメリカの大学バスケットコーチのジョン・ウッデン。
「勝利がすべてではない。勝つために努力することがすべてだ。」ビンス・ロンバルディ
勝利の本当の報酬は、つかのまの勝利感ではない。もう一度挑戦できることだ。「勝てばもう一度プレーできる」

許される失敗と許されない失敗
・入念な計画が立てられていたか。準備不足ではなかったか。
・必要な調査を行なったり、助言を求めたりしたか。
・開発プロジェクトに協力の精神はあったか。
・目標とは関係ない個人的な要求を優先させたことはなかったか。
・リスク、費用、時間に関する予測を意図的にごまかしたことはなかったか。
・同じミスを繰り返していないか。

すぐれた経営者は、社員の仕事に強い関心を示し、その仕事を理解し、解釈し、社員にとってどんな意味があるのかを見極めようとする。
うまくいった方法もいかなかった方法も、革新へのひとつの過程として同じように扱い、仕事を評価するのではなく、仕事の意味を解釈する。失敗を罰するのではなく、分析する。

「新しいアイディアがどれだけ嘲笑されるかで、そのアイディアの斬新さがわかる」マーク・アンドリーセン
恐怖心を乗り越えていけば、自分の愚かさを楽しめる。

勇気とは、恐怖心を感じないことではなく、「恐ろしくて死にそうなときでさえ、正しい行動をとれる能力」オマール・ブラッドリー将軍