阿弥陀ケ滝の雪密室 の商品レビュー

黒田研二(著者)

2024/03/16

マジでやられたミステリ　リスト作品

黒田研二の作品は何か読んだはずだが記憶にない
ので初めて読む作家にしておこう

このノベルス版は確実に絶版なのでネットで購入

〜ざっくりあらすじ〜
カルト教団のトップが身体を二分されて殺害された
遺体の上下はそれぞれ離れた地で発見される
犯人を追う〇〇探偵！

〜感想〜
割と早い段階で違和感があり、シリーズもの、そしてどうやら続編だと気づく

読めないことはないが、前作はもちろん読んでるよなあ前提でガツガツ来る

物語の核とか、主人公探偵の重要なバックボーンに関わってくるので、前作を読むことをおすすめする

ネタバレ回避で探偵の特徴設定は明記しないが、個人的には低評価
他の登場人物の人間性もなんだかなあ

タイトルから想像した雪密室ではなかった
これはこれでやられたになるのか

ストーリー、人物描写、トリック
全てがイマイチでした

正直、なんでコレがやられたリストに…
リスト作品は全て所持積読なので次に期待！

点数3点　前作読んでたら3.5かな

2009/12/31

「ふたり探偵」続編ということで、前作についての微妙な？ネタばれあり。「ふたり探偵」を先に読んだほうが良いでしょう。
トラベルミステリ……なのかなあ？　そのへんはよく分からないけれど、本当に具だくさんな内容で豪華。しかもシリアルキラーＪがまだいただなんて！　驚きに次ぐ驚き。まだまだ続きそうだぞ、このシリーズ。楽しみ楽しみ。
なんとなく真相の読める部分もあったんだけれど（ダイイングメッセージ？部分はかなり構えて読んでいたら、予想通り）、「移動した死体の謎」にはちょっとびっくり。これは考え付かなかったなあ。なんとなく「ラッシュライフ」に似てるな、と思ったけれど全然違ったし。

2009/10/04

内容（「BOOK」データベースより）
シリアルキラーJの襲撃により、意識不明に陥った刑事・胡田キョウジと、彼の婚約者でルポライターの向河原友梨。二人にはある“秘密”が―なんとキョウジの意識は、友梨に“憑依”していたのだ!キョウジの入院先で、小学生の幡野一輝が誘拐された。彼が姿を消した同時刻、キョウジも何者かに襲われる。そんなとき、新興宗教団体の教祖殺人事件が発生。死体の上半身だけが見つかった現場には、Jの犯行の足跡が…!教祖殺人事件の謎を追い、岐阜にある氷瀑・阿弥陀ケ滝を訪れた友梨だが、そこには“雪の密室”が待ち受けていた!二重三重に仕掛けられた謎また謎!“本格”と“トラベル”を見事に融合させた書下ろしシリーズ第二弾。

内容（「MARC」データベースより）
婚約者が自分に憑依したままの友梨は「幻の滝」を取材中、不可解な殺人事件に遭遇し…。切断された死体の謎、連続誘拐事件の謎、雪の密室の謎、そして「ふたり」の探偵の謎! シリーズ第2弾。

2009/10/04

キョウジの入院先で、小学生の幡野一輝が誘拐された。彼が姿を消した同時刻、キョウジも何者かに襲われる。そんな時、新興宗教団体の教祖殺人事件が発生。死体の上半身だけが見つかった現場には、Jの犯行の足跡が…!教祖殺人事件の謎を追い、岐阜にある氷瀑・阿弥陀ヶ滝を訪れた友梨だが、そこには'雪の密室が'待ち受けていた!二重三重に仕掛けられた謎また謎!'本格'と'トラベル'を融合させたシリーズ第2弾。突飛なトリックと知識のない探偵の話、としか。ネタは早々に分かるかも。ナナギ的に気になったのは、前作で重要な点になってたはずの、病気に関することが、無視されてたこと。子ども、産めないよね？いくらトリックが優れてようと、前作の重大点を無視するような作品は、どうよ？？

2009/10/04

おもしろかった。のだけど、本の表紙、裏表紙にアニメっぽい女の子の人形の写真が使われてるのがちょっと恥ずかしかったです・・。それでも、電車の中で読んだけど・・。まっとうなミステリなんだから、表紙も普通なのにして欲しい。