アラビア海を越えてオマーンにようこそ の商品レビュー

江村彩子(著者)

2014/06/16

オマーンに日本語学校の教員として赴任されてからオマーンが気に入って住み着いてしまった、とおっしゃる著者のオマーンよもやま話。
オマーンのことを書いた本はなかなかないのでそういう意味では貴重だと思う。
おもしろいと思ったのは、
＊オマーンではほとんど雨が降らないので、曇ったり雨が降ったりするとみんな大喜びで「よいお天気ですね」と挨拶するのが普通(p.223)
＊レバノンの方から「日本は今でも共産国なの？」と訊かれた、という話。日本というと赤軍派のイメージが強く残っているらしい。(p.181)
＊結婚式が男性、女性、それぞれ別々に行われる、というのもおもしろい(p.121~）