ジゴロ の商品レビュー

中山可穂(著者)

2021/03/18

ジゴロ…ってなんだかわびしい人だなと思いました。
本当に愛している人がいるけど、その人とはなかなか一緒にいられないから寂しくてカイはジゴロやってるのかな。
好きな人なら2番手やその他大勢でもいい、ワンナイトでも…という気持ちはわからないけれど、みんな寂しいのかも。
カイがメグをとても愛してるのは伝わってきました。
メグはもっとカイに構ってあげて…って思います。不憫すぎる。カイも、カイに引っ掛けられる女の子たちも。

2014/08/19

「ダブツ」でなんと男の子と結ばれるっていう。良かったけどダブツのニキビがどうも気になった。ニキビって嫌。

2010/05/26

さっぱりと、へたしたら淡白な感じを受けれけれど
読み終わるたびに、物語の濃厚さにやられる
それでも淡白な感じと濃厚さがいい具合に合わさっていて
とても読みやすい
切なくもあるけれど、こんな恋愛をしてみたいと思わせてくれる

2009/11/25

09/11/3読了。

装画が気になって読んでみました。
主人公がジゴロかどうかはわかりませんが、そんなに悪い人ではなさそうです。ただあまり共感はできない感じ。

2009/11/16

短編小説集

なかなかハマってきております、中山さん。
でも間があいちゃった。ちょっと最近どうにも読書の時間がとれなくて。

相変わらずの女同士の恋愛物語ではありますが、
なんだろね、慣れもあるけれどもうするっと読めちゃうかんじ。
恋愛小説ならではの登場人物の心情描写も好み。
うだうだしていなくてすごく読みやすいんだなぁ。

ジゴロであるカイが全篇を通しての主人公で、
各篇ごとにいろいろな女の人（女の子もいたかな）と絡むのですが、
最終章の本命の彼女との旅がいちばんよかったかも。

【あらすじ：by Amazon】
ただひとりの女を愛し続けるために、百人の女と寝ることもある。
ギター1本抱え、夜ごと現れるストリート・ミュージシャン。
美しい彼女をめぐり奏でられる、狂おしい愛の旋律五章。

2009/10/04

連作短編は読みやすくてイイヨネ…。
それなりに面白かったけど内容覚えてない。
他の1冊よりは良かった。「ガラスの動物園」に下手に触るとヤケドするよ！って感じだった…

2009/10/04

「惚れてるなら、なぜ裏切るの？」
「彼女が裏切っているとしても、ゆるせるからだよ。彼女の罪を軽くしてあげるためにだよ」
(P.21)

2009/10/04

同性同士の恋愛は今でも日本では批判されるべき点。どうか、この世界の女たちの様に、自分に素直になって生きて欲しいと思う。これはもう、願いに近い。

2009/10/04

うーん。
｢聖家族・サグラダファミリア」が良かったので
けっこう期待していたのだけど・・
ちょっと浅いかな。