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江戸の妖怪絵巻 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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江戸時代は妖怪がいっ…

江戸時代は妖怪がいっぱい。おどろおどろしくも楽しげな世界です。

文庫OFF

2023/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023.05読了 もともと妖怪は好きだったけれど、最近になって湯本豪一さんを知る機会があり本書を手に取ってみた。 日本最強の妖怪コレクターとして有名な方だけあって、紹介されている資料が多岐にわたりとても面白いし、それぞれの関連性がよくわかるように説明されている。 第一章では妖怪本を語る上では外せない鳥山石燕の著作などを紹介しているが、その後の章にもたびたび登場するので、初の妖怪図鑑とも言える『画図百鬼夜行』シリーズが、今後の妖怪文化にどれだけ影響を与えたのかを、改めて感じさせられた。 また、個人的に特に印象に残っているのは、江戸時代以前までは、妖怪が畏怖の対象であったのに対し、江戸時代では遊びで使う道具の中に妖怪たちが描かれている。という紹介の部分。 今でも妖怪は私たちにとって小説やアニメの中に出てくる身近な存在だが、作品の中で彼らは愛らしい、あるいはユーモラスなキャラクターとして描かれていることも多い。その先駆けとなったのが江戸時代だったということを、この本を読んで初めて知ることができた。 江戸時代における豊かな妖怪文化の構築には、木版技術の発達が本作に書かれているように重要なポイントだと思うけれど、そこに描かれる妖怪がこれまでと違う姿を見せるようになった理由は、泰平な世になったからなのかな。と少し思ったりした。

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2020/10/03

妖怪についての本は初めて読んだ。 どのようにして妖怪というものが現代まで残ってきたか、印刷や新聞などの登場が大きく影響していることなど描かれている。 とにかく妖怪の絵が可愛くて魅力的だった。 怖いというよりはおちゃめな印象。 あんな妖怪なら家に居たらいいのに!

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2010/02/15

●2010年2月初旬読了 江戸時代の妖怪画をいろいろ解説紹介してあります。 浮世絵や巻物、おもちゃや小物など、様々な妖怪が写真とともに解説されてます。 鳥山石燕や春泉なんかが出てきたときはおっ!やっぱり!とかちょっとテンション上がりましたが・・・ちょっと写真が小さくて見辛いところ...

●2010年2月初旬読了 江戸時代の妖怪画をいろいろ解説紹介してあります。 浮世絵や巻物、おもちゃや小物など、様々な妖怪が写真とともに解説されてます。 鳥山石燕や春泉なんかが出てきたときはおっ!やっぱり!とかちょっとテンション上がりましたが・・・ちょっと写真が小さくて見辛いところが何箇所かありましたね; でも解説がわかりやすくておもちゃの件なんかおもしろかったです。

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2010/08/29

妖怪が江戸の人々の生活でいかに身近だったのか、豊富な図像とともに紹介。 詳しく真面目に書かれているので、読み物以上にも(学問の資料として)使えるかも。 妖怪と人々の関わりの変遷では、前に読んだ(でも理解できたのは半分くらい…)『江戸の切口』の知識が少し役立った。 妖怪初心者(?)...

妖怪が江戸の人々の生活でいかに身近だったのか、豊富な図像とともに紹介。 詳しく真面目に書かれているので、読み物以上にも(学問の資料として)使えるかも。 妖怪と人々の関わりの変遷では、前に読んだ(でも理解できたのは半分くらい…)『江戸の切口』の知識が少し役立った。 妖怪初心者(?)の自分は図像や説明を見ているだけでも楽しめたので、それ以上の人にはもっと楽しめると思います。 妖怪にちょっときゅんとした!(笑)

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2009/10/07

江戸時代から明治初めまでの妖怪本・妖怪画・グッズと、妖怪人気の背景について。口絵カラーにある源頼光の鵺退治、生で見てみたい!

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2009/10/04

主に江戸時代の、日本に於ける妖怪の扱われ方・日常への関わり方についての本。版本・錦絵などに描かれた妖怪に限らず、すごろくやおもちゃ、刀の鍔に至るまで、さまざまな「妖怪の足跡」が見られます。とにかく図版の数が多い!言葉で説明するよりも見ろ!という主張だと思いますが。内容はけっこう真...

主に江戸時代の、日本に於ける妖怪の扱われ方・日常への関わり方についての本。版本・錦絵などに描かれた妖怪に限らず、すごろくやおもちゃ、刀の鍔に至るまで、さまざまな「妖怪の足跡」が見られます。とにかく図版の数が多い!言葉で説明するよりも見ろ!という主張だと思いますが。内容はけっこう真面目。妖怪が文化にどのようにブレンドされていたかがよくわかります。妖怪好き必読。

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2009/10/04

妖怪そのものではなく、妖怪が記されている絵本や絵巻や、道具などをテーマや時代で追ったお話です。とにかく、図が豊富なのが嬉しかった〜。私は、「稲生物怪録」目当てに買ったんですが(笑)三次に一回行ってみたいとか思ったんだよな〜。

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2009/10/04

江戸の妖怪の解説本かとおもったら、江戸の妖怪グッズと妖怪ブームについて、でした。まあそれはそれでおもしろいのですが。

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