ドーム郡ものがたり の商品レビュー
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子供の頃に読んで題名も覚えていない、森の女の子の話をもう一度読みたくてずっと探していたのだが、先日、手掛かりを探して、遂に、子供の頃のものが入った段ボールを開けてみた。その中に入っていた1冊のノートに”欲しい本”のページがあり、書いてあった本の名前が、この”ドーム郡ものがたり”。早速、購入して読んでみた。 探していた物語だったのかどうか確信は持てないのだが、とってもいい話で、今の私でも楽しくなり、勇気づけられる話だった。この話だったかも。森の地図が最初のページに折りたたみで入っていたような気がするので、この本の表紙の裏の地図がその地図なのかも。 でも、それにしては最後がちょっと、悲しい感じがするな。子供の頃は分からなかっただけかな。
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本作、著者不明の外国の本を見つけて訳してみたとのことですが、 あくまで設定で、実際には創作された感じなのかな、、全三部作とのことです。 これは冬の物語、人の心の凍てつきを打ち払うまでの、なんてフレーズが浮かんだ、 「森」とそして「人の心」を題材にした異世界の物語となります。 ...
本作、著者不明の外国の本を見つけて訳してみたとのことですが、 あくまで設定で、実際には創作された感じなのかな、、全三部作とのことです。 これは冬の物語、人の心の凍てつきを打ち払うまでの、なんてフレーズが浮かんだ、 「森」とそして「人の心」を題材にした異世界の物語となります。 ジブリ辺りで映像化されたら結構似合うんじゃないかとも思ってみたり。 ちなみに元は1981年に出された児童書で、私が初めて読んだのは恐らく小学校高学年の頃。 それも『ズボン船長さんの話』と一緒に読んでいたかなとかの、うろ覚え具合。 唯一印象に残っていたのは、次の設定でした。 「登場人物の女性の背中に、何かから逃れるために、 赤子の時に大鷲(大鷹?)に掴まれて逃走した時の大きな傷がある」 たまに無性に読みたくなって、長年児童書コーナーを探してたのですが、 今の今まで結局行きつくことができていませんでした。。 大分あきらめモードだった所、今年度に入って、ちょうど司書の勉強もしていたので、 レファレンスサービスのトレースがてら、図書館に問い合わせてみたところ、、 新版が続編と共に出ていることを教えていただきました、感謝! なお、子供の頃に読んだのはソフトカバーの旧版で絶版らしく、店頭にはまずなさそうで。 新版はハードカバーのため、ソフトカバーで探してたら、、そりゃ行きつけませんね。。 ちなみに記憶に残っていた「設定」は本作ではなく、次作『虹への旅』との事。 レファレンスの精度もですが、こんな無茶な問合せに回答いただいて、ただただ深謝です。 なお、すぐに行きついたわけではなく、何度かやり取りもしています。 その過程も丁寧で真摯で、、いいモチベーションになりました。 ん、情報サービスとはかくあるべきか、なんて。 さて、次巻は本当に長年探し求めていた一冊、今から楽しみが止まりません。
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大学のゼミで読んだ。 枠物語の形式を持った凝った設定が、面白い。 作品のついていろいろ意見交換をした。 他の人が自分とは違う捉え方をしていて、そういう見方があるのかーと思った。
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伝説の呪いに、歌舞音曲と勇気で戦う…正しく、行きて還りしファンタジー。自然を教える若先生クミルと道案内のかかしは、ハウルのかかしとソフィーめいて…実は真宮寺さくらと米田中将だった気もする。
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私がファンタジーものを好きになった原点ともいえる本。歌と踊りが大好きで優しい主人公、でもそれだけじゃ駄目なんだと、沢山の困難の中成長していく姿は心惹かれました。やっぱりかかしが好きですね、あののらりくらりしながらも大切な道標は素敵だと思います。皆さんの毎日が、楽しい日々であります...
私がファンタジーものを好きになった原点ともいえる本。歌と踊りが大好きで優しい主人公、でもそれだけじゃ駄目なんだと、沢山の困難の中成長していく姿は心惹かれました。やっぱりかかしが好きですね、あののらりくらりしながらも大切な道標は素敵だと思います。皆さんの毎日が、楽しい日々でありますよう!
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物語の舞台は古い時代、あるところにあった「ドーム郡」。主人公クミルは心優しい娘で、小さな子供たちにたくさんのことを教えるのが夢だった。ある日その夢が叶い、クミルはドーム郡の首都・アイザリアで教師として働くことになる。ところが、ある事件がきっかけでクミルはドーム郡から追放されてしま...
物語の舞台は古い時代、あるところにあった「ドーム郡」。主人公クミルは心優しい娘で、小さな子供たちにたくさんのことを教えるのが夢だった。ある日その夢が叶い、クミルはドーム郡の首都・アイザリアで教師として働くことになる。ところが、ある事件がきっかけでクミルはドーム郡から追放されてしまう。「コノフの森」に住むヌバヨという人物を探さなければフユギモソウという植物によって、ドーム郡は滅びてしまうというのだ。旅を続ける中でかかしなどのユニークな人物たちに助けられながら、クミルは精神的にも成長してゆく。 どんな人でも、心の中に闇はあるけれど、それを乗り越えることが大切なのかなと思わせる一冊です。クミルの冒険は極めて困難ですが、それを乗り越えて初めてわかること。そういうものってたくさん世の中にはあるのかなぁと思いました。表紙絵(佐竹美保さん)に惹かれてすぐに買ってしまったのですが、損のない内容でした。一番好きなキャラはやはりかかしです。クミルを助けるという意味でも、最も重要なカギを握る人物(?)と言えるでしょう。2・3巻はまた主人公が変わるらしいのですが、ドーム郡が舞台ということは変わらないので、ぜひ読んでみたいと思いました。
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こんなに綺麗で確りとした造りの表紙じゃなかった頃、相当前に読みました(笑)。 きちんと確立されている世界は安定しており、その世界で生きる人々も自然体で、物語自体にもメリハリがあり、読んでいて飽きることはまずありません。 理屈ぬきに面白い話だと断言できます。
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教師のクミルがドーム郡の危機を救うために立ち上がる話。 長い旅をへて、出した答えが良かったです。誰かに頼るのではなく、それぞれ自分自身が立ち向かわなくてはならないんですよね。 クミルを助けてくれる「かかし」という男の人が好きでした。のほほんとしてて人畜無害のように見えて、実は実力...
教師のクミルがドーム郡の危機を救うために立ち上がる話。 長い旅をへて、出した答えが良かったです。誰かに頼るのではなく、それぞれ自分自身が立ち向かわなくてはならないんですよね。 クミルを助けてくれる「かかし」という男の人が好きでした。のほほんとしてて人畜無害のように見えて、実は実力者っていう人好きなんだよね。 クミルといい感じだと思ったのに、結局、2人はどうなったんでしょう〜。
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昨今流行りの傾向とはちがい、過剰にきらびやかではないファンタジーで、非常に好きです。なんというか文体が。全体にすごく優しいのですよ。昔好きだったなじみの絵本をまた読んだ、みたいな?読んでいて気持ちのいい文章でした。子供に読み聞かせとかにもいいよねきっと。声に出して読みたい日本語。...
昨今流行りの傾向とはちがい、過剰にきらびやかではないファンタジーで、非常に好きです。なんというか文体が。全体にすごく優しいのですよ。昔好きだったなじみの絵本をまた読んだ、みたいな?読んでいて気持ちのいい文章でした。子供に読み聞かせとかにもいいよねきっと。声に出して読みたい日本語。 内容は・・・ドーム郡を救うため旅に出たクミルの話。元々素直で明るいステキな娘さんですが、旅をするうちに、世の中のことも自分のことももっと知った上で「優しく明るく前向きに」振舞えるようになる。成長物語、かつドーム郡周辺の地理歴史ですな。 2作目3作目もあるようなので、この世界が、そしてクミルが今後どうなるのかますます気になる。早く読みたい。
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私の大好きな児童書のひとつです。 この本を読んで、ファンタジーというものを知り、この本をよんで、マンガを読み始めました。 あらすじはみてわかる通り。 私はこの本が一人称で書かれている福音館版のほうが感情移入できるからすきです。 クミルとかかしの二人のカップルが好き。 ありきたりな...
私の大好きな児童書のひとつです。 この本を読んで、ファンタジーというものを知り、この本をよんで、マンガを読み始めました。 あらすじはみてわかる通り。 私はこの本が一人称で書かれている福音館版のほうが感情移入できるからすきです。 クミルとかかしの二人のカップルが好き。 ありきたりなのに、行間にとても切なくてやさしい言葉がしみ込んでいます。
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