武士と世間 の商品レビュー
死んでまで責任を取る…
死んでまで責任を取る必要は無い。同時に、死んだからといって罪が無くなるわけでもありません。死を以って償うというのは厳しくもあり甘くもあるのですね。
文庫OFF
責任イコール死という…
責任イコール死という発想はどこからやってきたものなのだろうか。
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武士は「武士道」という言葉があるとおり、生き様を示すイメージがあるがこの本を読むと意外とサムライの「死生観」も「世間」の作用だったということが知れる本。殉死ほどではないが現代もメディアに煽られ没落していった芸能人がいるように通ずるものがあるなと感じた。現代はSNSで界隈という分裂...
武士は「武士道」という言葉があるとおり、生き様を示すイメージがあるがこの本を読むと意外とサムライの「死生観」も「世間」の作用だったということが知れる本。殉死ほどではないが現代もメディアに煽られ没落していった芸能人がいるように通ずるものがあるなと感じた。現代はSNSで界隈という分裂した世間体に四方八方煽られるので行き着く先はどうなるのか…。
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武士が世間の評価を常に気にかけそしてよい死に場所、よい死に方を常に考えていたことが強烈に伝わってきた。 なんでここまでと思うところもあるけど、世間体を気にする文化は今にも引き継がれてるよなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 「武士道」という言葉は、現代のわれわれにとっても高い倫理性や無私の精神を感じさせる。 ではなぜ、武士たちはそのような厳しい倫理観を身につけたのか。 その行動と判断は何に拠っていたのか。 本書は、武士にこそ、世間が最も大きな重圧としてのしかかり、その道徳的基準となっていたことを多くの史料から実証し、絶えず死を覚悟して事にあたらねばならなかったサムライたちの切実な姿を浮かび上がらせる。 [ 目次 ] 第1章 死を望む武士たち 第2章 赤穂事件と世間 第3章 武士の名誉心と外聞 第4章 細川ガラシャと恥の感覚 第5章 殉死と世間の目 第6章 世間の思惑 第7章 武士と世間 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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こういう問題について議論するのは難しい。 資料の読み込みとか、どうしても推論の域を出ない部分がある。 (別に作者が悪いのではないのだけど)
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