暗色コメディ の商品レビュー
ここまでくると職人芸…
ここまでくると職人芸ですね。恋文よりも技巧的かもしれません。
文庫OFF
技巧的な作品を得意と…
技巧的な作品を得意とする筆者ならではの本格ミステリ。
文庫OFF
大風呂敷を広げるだけ…
大風呂敷を広げるだけ広げて収拾がつかなくなる作品が多い中、きっちりまとめる技量はさすがというほかない。
文庫OFF
提示されてゆく謎と事…
提示されてゆく謎と事件のあまりの不可解さにくらくらします。解説の有栖川先生はそれを眩暈と言いましたが、的を射ていると思います。 その不可解があまりに美しく幻想的なので、このまま謎が解かれず幻想小説として終わってくれてもいいと思ったくらいでした。ずっと浸っていたくなる目眩です。 で...
提示されてゆく謎と事件のあまりの不可解さにくらくらします。解説の有栖川先生はそれを眩暈と言いましたが、的を射ていると思います。 その不可解があまりに美しく幻想的なので、このまま謎が解かれず幻想小説として終わってくれてもいいと思ったくらいでした。ずっと浸っていたくなる目眩です。 でもしっかりと論理が付きます。多少こじつけがましいにしろ(笑) 普通なら狂気でミステリを片付けるのは好かないんですが、この場合狂気が作品の鍵になっているためか拒絶を感じないまま読めました。
文庫OFF
雲をつかむような幻…
雲をつかむような幻想的な話で、本当に、最後、まとまるのかな?ちゃんと答えを用意しておいてくれるのかな、と途中かなり不安になりましたが、徒労に終わりました。さすがですね。
文庫OFF
四つの狂気が織りなす…
四つの狂気が織りなす幻想のタペストリーから、やがて浮かび上がる真犯人の狡知。本格ミステリの最高傑作。
文庫OFF
著者の処女長篇。ホラ…
著者の処女長篇。ホラーテイストだが、最後合理的に解決されるところは本格ミステリそのものです。結構昔の作品なのに古さをまったく感じさせません。
文庫OFF
不思議なことから始まって不思議に終わる、これはなんと言えばいいだろうか。 説明に悩むが読んでみると面白いかも。 是非。
Posted by
初めましての作家さん。 主婦に画家に葬儀屋に外科医。 4人のエピソードが同時に進行する。 しかも病んでるから、物の見方とか状況説明とかが普通じゃない。 中盤くらいまでは、この4人の妄想というか幻覚で これってミステリじゃなかったっけ?と思い始めたころに 精神科を舞台にした4人の患...
初めましての作家さん。 主婦に画家に葬儀屋に外科医。 4人のエピソードが同時に進行する。 しかも病んでるから、物の見方とか状況説明とかが普通じゃない。 中盤くらいまでは、この4人の妄想というか幻覚で これってミステリじゃなかったっけ?と思い始めたころに 精神科を舞台にした4人の患者の妄想と行動が 整理されてミステリっぽくなった。 後半に入って、いきなり駆け足状態で 最後には、そういうことだったのかぁ~って思うんだけど イマイチ爽快感に欠ける。
Posted by
ある作家がめっちゃお勧めしていたので読んだのだけど、眠くなりました。微妙に、私とは合わない文体みたいだ。 トリックも、なんとなく分かったような分からないようなで、どうもすっきりせず。 まあでも、こんなんもありなのかなー。 人間は見たいものしか見ないとか、興味のないものは目に入...
ある作家がめっちゃお勧めしていたので読んだのだけど、眠くなりました。微妙に、私とは合わない文体みたいだ。 トリックも、なんとなく分かったような分からないようなで、どうもすっきりせず。 まあでも、こんなんもありなのかなー。 人間は見たいものしか見ないとか、興味のないものは目に入らないとか、思い込んで見てると都合のいいように現実を捩曲げて見てしまうとか、そんな心理はなんとなく分かります。 しかし、ここまで他人を操れるもんかね。
Posted by