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フロックスはわたしの目 の商品レビュー

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2021/06/20

この本が最初に単行本として発刊されたのは平成元年。内容的には昭和の時代の出来事が主だろうが、それにしてもあまりにも盲導犬に対する理解が得られていない事象を読むにつけて憤りを禁じ得ない。 著者である福田さんの記憶力と感受性、そして文章能力の高さに感心させられる。自然描写においては...

この本が最初に単行本として発刊されたのは平成元年。内容的には昭和の時代の出来事が主だろうが、それにしてもあまりにも盲導犬に対する理解が得られていない事象を読むにつけて憤りを禁じ得ない。 著者である福田さんの記憶力と感受性、そして文章能力の高さに感心させられる。自然描写においては、三宮さんの文章と共通する部分もあると感じる。目という器官はあまりにもパワフルであるが故に、晴眼者は無意識のうちに視覚からの情報に頼りすぎていて、違う器官からの情報を受け取る事が出来なくなっているのではないだろうかと思わされる。 私自身も盲導犬育成(繁殖犬・引退犬)ボランティアとして関わっている中で、多くの事を学ぶ機会を得られた事を感謝している。ただ、盲導犬との関わりが主体となるが分、盲導犬ユーザーとの関わりが薄く、未だにどの様に接するのが良いのか分からないままであることが残念。

Posted byブクログ

2010/01/22

請求記号:916フ 資料番号:010732410 美和さんは諭吉のひ孫です。ピアニスト辻井伸行氏の母いつ子さんが、本を読んで感動したと語っています。

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