大淘汰時代の大学自立・活性化戦略 の商品レビュー
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法政大学の学長が大学改革の方向性と法政大学の取組みを書いているものです。私立大学の中で改革の先頭を切っているという自負心と、国立大学の「民営化」(結局は独立法人化であり、著者は省線が国鉄になった段階と評価)が必要だとの対抗意識が見えています。そして米国大学がいかに私立大による研究が進んでいるか、ドイツにおける私立大設立潮流に触れていることもそれを主張するために説得力がある例示になっています。娘が所属する人間環境学部、キャリアデザイン学部などの新しい学部設立の背景が非常に興味深いものでした。
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法政大学学長による、大学改革についての本。 2003年に出版されたものだけれど、本当に鼻息が荒い……というか意気が強い。 国立大学が法人化されたのが2004年なので、私大がどう戦っていくのか、戦ってきたのかを強く示している。大学というひとくくりではなく、法政大学というブラ...
法政大学学長による、大学改革についての本。 2003年に出版されたものだけれど、本当に鼻息が荒い……というか意気が強い。 国立大学が法人化されたのが2004年なので、私大がどう戦っていくのか、戦ってきたのかを強く示している。大学というひとくくりではなく、法政大学というブランドの一環なのだろうな。
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