雨降ノ山 の商品レビュー
2022年12月18日 常に難問が押し寄せる。 行く道を予察したり、代詣を毎日こなしたり、病人を背負ったり、なんとも頼りになる磐音。 笹塚さんと組んで弓場を懲らしめる、いや、斬り捨てる。 こんな優しい頼もしい磐音は、実は殺人鬼とも言える。今の世なら許されない殺人鬼だ。 勧善懲悪、...
2022年12月18日 常に難問が押し寄せる。 行く道を予察したり、代詣を毎日こなしたり、病人を背負ったり、なんとも頼りになる磐音。 笹塚さんと組んで弓場を懲らしめる、いや、斬り捨てる。 こんな優しい頼もしい磐音は、実は殺人鬼とも言える。今の世なら許されない殺人鬼だ。 勧善懲悪、その善悪の見極めが誰が見ても正しいから、その正義にも魅了されるのだ。
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今回は関前藩の再建は脇役で、近江屋の内儀さんがたぶん癌のような病気に罹り、最後に故郷を訪れる話が中心。 しっかりしていて美人なのに優しさと慎ましさを持つおこんさんが磐音を陰から支える姿が少し切ない。
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時代小説 再読 磐音は今津屋、南町奉行所とますます関わりを深くする。 速水左近登場。 磐音さんはやはり道場が似合う。 町人に扮したり、大山に詣でたりと、江戸双紙きらびやかな一冊
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を彩る大川の川開きを間近に控えた頃、深川六間堀の金兵衛長屋に住む素浪人、坂崎磐音は日頃から世話になっている両替商・今津屋から花火見物の納涼船の護衛を頼まれる。不逞の輩が出没するというのだが……。大好評!! 痛快時代小説第六弾。
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派手さはないものの、いいお話、って感じ。 6冊目になるけど、飽きることなくなんだかやめられずに最後まで読めてしまう。 2019.8.14 119
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納涼船の護衛、老人を騙して虎の子をむしり取る不届きものの征伐、そしてメインは今津屋の女将さんの里帰り。磐音も幸吉も本当に情に篤く一生懸命で、惹きつけられずにはいられません。大山詣での磐音には目頭が熱くなりました。釜崎との決着がちょっと意外。今後の伏線でしょうか。ラストの偽の大判が...
納涼船の護衛、老人を騙して虎の子をむしり取る不届きものの征伐、そしてメインは今津屋の女将さんの里帰り。磐音も幸吉も本当に情に篤く一生懸命で、惹きつけられずにはいられません。大山詣での磐音には目頭が熱くなりました。釜崎との決着がちょっと意外。今後の伏線でしょうか。ラストの偽の大判が繋がっていくものに驚かされましたが、これもこれでお終いなのかしら?ちょっとあっさりの気もしますが毎回切りのいいところで締めてくれるのでのんびり追いかけられるのがありがたいです。
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ますます、ドラマ時代劇ぽさが増してきました。 水○黄門とかみたいに、行く先々で悪人と出会いバッサバッサと斬ってゆく。 江戸時代ってこんなに悪人で溢れかえっているものなの?それとも磐音が呼び寄せているの? という疑問を持ったら負けです。 そういうものだと割りきりましょう。磐音と奈緒...
ますます、ドラマ時代劇ぽさが増してきました。 水○黄門とかみたいに、行く先々で悪人と出会いバッサバッサと斬ってゆく。 江戸時代ってこんなに悪人で溢れかえっているものなの?それとも磐音が呼び寄せているの? という疑問を持ったら負けです。 そういうものだと割りきりましょう。磐音と奈緒が幸せな再会をすると信じて先へ進みます。 今津屋の奥向きが切なかったなぁ。
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ますます冴える磐音の居眠り剣法。 江戸の風情が本当に良く描かれています。 剣の立ち合いの場面は、臨場感にあふれています。 大山参りの結末が悲しいです。
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今津屋さんの内儀、お艶さんの話。私も最期はお参りして、周りの人に感謝して、大切な人に看取られたい。大切な人を残して死ぬのは心苦しいけどね。 途中に出てきた釜崎弥之助も今後、登場してくるのかな?楽しみ♪
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1月-16。3.0点。 第6弾。両替商今津屋のおかみが、病に倒れる。 女将の実家の大山詣に、今津屋、おこん、磐音が行く。 病状が心配なおかみ、そしていつもの敵も。 結構グッときた。面白い。
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