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ギリシア神話 の商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2024/01/24

あまりにも登場する神の数が多すぎて人間の僕では把握しきれず、一体誰が何をしているのかよく分からないまま読了。

Posted byブクログ

2020/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エンターテインメント性は皆無の、辞書・資料書です。 まあ前書きにもそのような趣旨だと書いてあるので、そのつもりで読みましたが、ここまで徹底しているとは。 ただ巻末に検索ができるようア行から登場する神の名前が載っていたりと、調べるには便利そうです。 海外文学や美術・絵画などが好きで、もう少し知識を深めたい方には良いと思います。私もそのような理由で読みましたので。 神話そのものを面白く学ぶには、別の本も合わせて読むことをお勧めはしますが。

Posted byブクログ

2020/05/30

とにかく産んで、殺す。古代人は死は日常のものであり、特に隠すことではない、と思ったようだ。 しかし、神も人も荒々しい。

Posted byブクログ

2016/07/13

アボロドーロスがギリシア神話を網羅的に整理、編纂して叙述するもの。ただし、逸話の集成的なものであり、面白く読めるものではありません。

Posted byブクログ

2014/11/20

神話て色恋ばっかりなのかなあ。 まあそれで人物がぽこぽこ増えて物語が生まれるのだけど、誰が誰の子でって羅列される部分は記憶力ないから無理。 話の筋は、幾らか予備知識あったりするのはわかったけどそれ以外はとんと分からない。 そもそも人物相関を掴みきれていないので当然なんだけど。 気...

神話て色恋ばっかりなのかなあ。 まあそれで人物がぽこぽこ増えて物語が生まれるのだけど、誰が誰の子でって羅列される部分は記憶力ないから無理。 話の筋は、幾らか予備知識あったりするのはわかったけどそれ以外はとんと分からない。 そもそも人物相関を掴みきれていないので当然なんだけど。 気になる話はウィキペディアを参照しつつ、読み進めた。それでも混乱してる。 結構有名な話も随分サラッと書いてる。 淡々とした、正に教科書的な本。 くらべるとオイディウスの変身物語は、相当彩り豊かなんだなあ。

Posted byブクログ

2014/04/17

ギリシア神話の教科書みたいな本。教科書はそれだけだと読み通すことが非常に難しいということを学んだ。情緒に訴える濃やかな何かがなければほとんど頭には入らないもののようだ。やはり学びには情緒が大事なのだろう。頭に入るということは記憶に残るということ…記憶には感情の動きが必要なのだろう...

ギリシア神話の教科書みたいな本。教科書はそれだけだと読み通すことが非常に難しいということを学んだ。情緒に訴える濃やかな何かがなければほとんど頭には入らないもののようだ。やはり学びには情緒が大事なのだろう。頭に入るということは記憶に残るということ…記憶には感情の動きが必要なのだろう。 わずか210ページ足らずの本なのではあるが、古代ギリシャ語の人名、地名の大海で溺れかける。幸い直前にバッハオーフェンさんの「母権制」、アイスキュロスさん、ソポクレスさん、エウリピデスさんの「ギリシア悲劇」を読んでいたのでなんとか泳ぎ切った感…とても理解できたとは言いがたい。とりあえず古代ギリシアから帰還。この先はヘシオドスさんの「神統記」とホメロスさんの「イリアス」「オデッセイ」を読まなきゃならなくなる。それはさすがに憚られる。 Mahalo

Posted byブクログ

2014/03/14

小さい時から馴染みがあったため。 神々の系譜と、有限存在である人間を結び付ける、古代ギリシアの誕生の物語を事実であるかのように淡々と語っている。 名前こそ違えど、不思議なほど古事記と似ている。 たしかに、自らの起源を神聖なものへ求めることは、どうやら人間の抗えない性のようだ。 だ...

小さい時から馴染みがあったため。 神々の系譜と、有限存在である人間を結び付ける、古代ギリシアの誕生の物語を事実であるかのように淡々と語っている。 名前こそ違えど、不思議なほど古事記と似ている。 たしかに、自らの起源を神聖なものへ求めることは、どうやら人間の抗えない性のようだ。 だが、プラトンがソクラテスに語らせたように、これを善き国家のために用いるにはあまりにも血なまぐさく、ともすれば神様や英雄の品位までも落としてしまう。善なるものには一点の疑いがあってはならない。善であるものを疑うことは調和を乱すことにつながるから。子供向けの本には決して書けるものではない。 結局この世にあらわれる神様は、人間のつくりものなのだと知る。 それにしても系譜がとても複雑で、似たような名前も多く、地名にも疎かったので、関係把握に苦労した。

Posted byブクログ

2013/11/25

「借」(大学の図書館)。 ギリシア神話に関する作品では超重要。 読みにくいかもしれないが、ギリシア神話をまとめた本なので、 一読する価値は十分にある。 ギリシアの古典などに興味があるならオススメ。

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2013/08/31

純粋に古いギリシアの著述による著作。 ローマ神話を排除している。 ギリシア神話に興味ある人必携

Posted byブクログ

2012/07/15

大量の固有名詞が溢れる。 大量の神々、そして人々。 あまりにも簡単に人が死に、 手当り次第に交わり、子を作る。 因果律は重要視されているものの、 人の生き死にには「何故」と問う必要がないかのようだ。 個別のエッセンスよりも このような形式、小説ではありえないような この物語...

大量の固有名詞が溢れる。 大量の神々、そして人々。 あまりにも簡単に人が死に、 手当り次第に交わり、子を作る。 因果律は重要視されているものの、 人の生き死にには「何故」と問う必要がないかのようだ。 個別のエッセンスよりも このような形式、小説ではありえないような この物語のかたちが興味を惹く。 なぜか。この固有名詞の充溢が、 新たにこの時代においても変奏されているからだ。 動物はこうして目覚めた。

Posted byブクログ