場の思想 の商品レビュー

清水博(著者)

2013/09/14

The Thought of "Ba": Creative Stages of Life ―
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-013021-9.html

2012/04/16

目次：まえがき－存在の多様性について、構想力と場づくり、新しい時代への場づくりについて、日本社会の危機とその克服へ向けて、あとがき

2021/06/24

集中して読めなかったが、内容はとても興味深い
大きなコンセプトは、黄身と白身で比喩される人の存在のあり方
自然な実在論にもつながり、心身二元論を克服する考え方

そのコンセプトは人自体も、体の中の細胞と自己に対応付けられるようにコミュニティ（それとは限らないが）とのかかわりで一部として存在している。
多重的な存在のあり方。
場の概念で人の存在を捕らえている。

コンセプト自体は自然と感じた。

2009/10/04

自己組織化に絡めて「場」と共に生まれる自己に関して述べている。

禅の本ほど恍惚としてないし、哲学書ほど固くない、教授のエッセイ。

「オートポイエーシス」という言葉は一切出てこないが、
逆にこの本の言い方の方がすんなり入ってくる。

2009/10/04

大阪出張時。2004.6.16　岡本さん推薦

日本社会の危機とその克服に向けて
☆日本社会に不足しているのは
未来の社会に関するイメージを具体化し、文明的転換を実現していく為の
戦略的構想。場の思想的構想力
☆経営における変態の論理
近い将来、人間の経済的活動に環境との調和という大きな拘束。
経営者として今後予測し考えていく必要がある。
☆これからの経営者は「善の感性」「善を実行する勇気」を持つべき。