異郷の煌姫(2) の商品レビュー
ウォルの親愛なる従弟…
ウォルの親愛なる従弟・騎士バルロが、不穏な動きを見せる。内乱制圧後、静かだったデルフィニアに嵐が近付いてます。
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相変わらずの面白さで…
相変わらずの面白さです。ロマン溢れる一つの世界が構築されています。読めば絶対ハマります。
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バルロvsマグダネル卿 ファロット一族の謎 隣国タンガ、パラストの思惑 ってな内容で、相変わらず楽しく読めた。
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叔父を討ち、名目上罰されたバルロさん。芝居とはいえ本気に見える迫真の演技にちょっと不安になるあたりが可愛いです。北の塔が建て直しで豪奢になっているところはさすがです。相談にわざわざ外から登ってくる王様と王女とあわせて話しているときは真剣なんだけど楽しそうです。シェラさんはお気の毒に。そんなごたごたな中、またも降ってわいた問題が発生。元恋人現る。どうなるのでしょう。
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ウォルの腹芸炸裂の巻です。 策略や演技は苦手な武骨で温厚な王様なのかと思いきや、いつの間にか成長したのか初めからこうなのか、ウォルの「敵をだますにはまず味方から」がすごいです。だまされた味方陣が可哀想やら、ウォルにひたすら感嘆するやら……。 一方バルロさんは容貌こそウォルに似ているものの、性格は正反対の虎か猪で、怒りのままに物語の中枢を突っ走る姿は爽快です。だけど対外的にはいけないことをしているわけで、盛大な顰蹙と王の怒りを買います。だからこそ、こっそりと北の棟でウォルにねぎらわれた瞬間は、何度読んでも泣きそうになります。そして舌戦に笑います。(「品のない会話だ」という台詞は私も大好きです。この巻で一番好きな台詞かもしれません。) そしてシェラは無理矢理に近い形ですが仲間入り。人形か死人のようなシェラの、この辺の話も好きですね。 今後のシェラの活躍に特に期待しながら、全巻再読を目指します。
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食い入るように読んで、一瞬で読み終わってしまいました。 舞台が現実離れしているから、一つの世界として確立された舞台があるから、本当に現実逃避になっていいです。 読めば読むほど国王の器の大きさというか、人柄の温かさというか、素晴らしさに触れられてじーんとします。 これは愛されるわ...
食い入るように読んで、一瞬で読み終わってしまいました。 舞台が現実離れしているから、一つの世界として確立された舞台があるから、本当に現実逃避になっていいです。 読めば読むほど国王の器の大きさというか、人柄の温かさというか、素晴らしさに触れられてじーんとします。 これは愛されるわけですね。 国王と臣下の信頼の絆みたいなものも見れていい。ナシアスかっこいい・・・! 少しずつ明かされるファロット一族の謎も今後注目です。 そして、ゆっくり大切に読もうと思っていたけど、こんなラストだったらすぐに次の巻を手に取らずにはいられない。続きが気になる。
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再読。国王と王女の暗殺を企む叔父を討つために、騎士バルロが出撃。この巻は熱い男の友情の話という感じかな。その後も長く続くリィとシェラの主従関係が始まるのもこの巻だが、こちらの話は『王女グリンダ』でのいきさつの方がはるかにいいなと思う。名前は出て来ないが、ヴァンツァーも登場。
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暗殺集団の登場は、ちと安易というか、安っぽいと言うか。 これが今時のファンタジーなのかねー。 戦記っぽくなってきたのは良いと思っていたが、最後に謎の女性が登場とはひっぱるね。
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いよいよバルロとマグダネル卿とのぶつかり合いです。マグダネル卿と対峙した時のバルロが格好良過ぎる!そのバルロの手助けをするナシアスも良かったです。ちなみに今作の中で一番好きなのは、北の塔での四人の遣り取り。特にウォルの「品のない会話だ」という一言がツボでした。デル戦って、こういう...
いよいよバルロとマグダネル卿とのぶつかり合いです。マグダネル卿と対峙した時のバルロが格好良過ぎる!そのバルロの手助けをするナシアスも良かったです。ちなみに今作の中で一番好きなのは、北の塔での四人の遣り取り。特にウォルの「品のない会話だ」という一言がツボでした。デル戦って、こういう何気ない会話(いや、単なるじゃれ合い?)が、読んでいてとても楽しいです。
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なんだか呆気なく読めちゃうんですよ。 で、読んでいる間つまらなかったり苦痛だったりするわけじゃないんですよ。 まあ、楽しいか?と問われるとそれも微妙なんですけど・・・・・。 でもね、読み終わった後で何かが残るかっていうと何も残っていない・・・・・そんな不思議な物語ですねぇ。...
なんだか呆気なく読めちゃうんですよ。 で、読んでいる間つまらなかったり苦痛だったりするわけじゃないんですよ。 まあ、楽しいか?と問われるとそれも微妙なんですけど・・・・・。 でもね、読み終わった後で何かが残るかっていうと何も残っていない・・・・・そんな不思議な物語ですねぇ。 読んでいる間誰が誰だったかわからなくなるっていうことはないんです。 でも、読み終わった後で思い返してみると、ウォルとイヴンとバルロとナシアスの誰がどこでどうしたのかは思い出せないんですよ。 まあ、かろうじてウォルは王様なのでそれなりに特殊なイベントもいろいろあって区別がつきやすいんですけど、イヴンとバルロとナシアスは正直なところこんがらがっちゃう・・・・・ ^^; で、物語の筋とは別のところで思ってしまうのです。 こんなまるで同好会みたいな、仲良しクラブ的な人員体制(人格集団とでも言うべきか?)で1国の中枢に関わり、国を動かしていていいんだろうか??ってね(笑) そういう意味ではシェラ(リィを暗殺しようとしている女装の男性)の感覚はある意味でとっても説得力があると思うのです。 曰く、 「この王宮は化け物の巣だ。」 まあ、化け物かどうかはともかくとして、やはりある種の異常性を感じずにはいられません。 (全文はブログにて)
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