釣戦記 の商品レビュー

清水国明(著者)

2022/06/28

言いたいことは理解できる。しかし釣りを趣味にしている側の、一方的な意見になってしまっているのは残念である。
バス釣りが熱中出来る楽しい趣味であることは、僕も昔やっていたから良く理解できます。
対立や対決からでは両者が納得できる解決は生まれない。
本書が発行された後のブラックバス問題、外来生物問題を見ればそのことが理解できる。
しかし外来種だけを悪者にして終わりにしてははいけない。人為的な環境破壊にも目を向けなければいけないと思う。

2016/08/08

恥ずかしながらバス釣りを始めるまで私も間違った認識を持っていました。琵琶湖を始め日本の多くの池や湖でブラックバスやブルーギルといった外来種が日本古来の在来種を獰猛に食べ尽くしているせいで生態系が変わってしまった、と。
当時は寡聞にして知りませんでしたが、こんな裁判、訴訟に向けた活動があったのですね…今から10年以上前に。

2010/02/03

今、滋賀県にある琵琶湖ではブラックバスを釣ったら琵琶湖に戻すのではなく自分が釣った手でブラックバスを殺すという謎のことが行われている。なんでそんなことをしなければならないのか？それは、外来魚にブラックバスが指定され日本から追放されようとしているからである。もともと人の手によって日本にきたのに人の手で最後は殺されるって私としては気にくわないと思います。いまさらそんな法律ができてもどうしようもないと思いました。