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現代語訳 古事記 の商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2024/02/18

古事記の内容を忠実に現代語訳されていると名高い名著。 古事記自体が名前の描写が多く、読みづらくはあるものの一つ一つのストーリーの描写は示唆に満ちていてその本意を理解することは極めて難しい。しかし、古書ではあるもののその考え方は決して古くはなく現代の我々に欠けているものを補ってく...

古事記の内容を忠実に現代語訳されていると名高い名著。 古事記自体が名前の描写が多く、読みづらくはあるものの一つ一つのストーリーの描写は示唆に満ちていてその本意を理解することは極めて難しい。しかし、古書ではあるもののその考え方は決して古くはなく現代の我々に欠けているものを補ってくれるものであるとさえ感じる。

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2023/12/04

231204053 伊予之二名島である四国は体がひとつで顔が四つであった。神話であり歴史である古事記は面白い。

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2023/05/25

日本人なら古事記を読め と言われるので読んでみたのだが、 神道信者ではない身からすると、ツッコミどころ多過ぎるわ途中の家系図とか知らんがなって感じで読み飛ばしてしまった。 ヤマトタケルとかヤマタノオロチの話などは教養としてストーリーくらい知っておいてもいいか

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2022/02/22

「撃ちてやましむ」が「撃つぞ 撃つぞ 撃つぞ」に訳出されてて、大分ゴキゲン現代語訳になってた あと大国主命の別名が葦原醜男なのを初めて知った ストレートに悪口

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2021/07/01

私の乏しい知識では古事記のイメージってほぼ上巻ばかり 覚悟はしてたけどカタカナの羅列に悪戦苦闘 なんとかとりあえず読み終えました 最近日本の神様を扱った小説をよく読むので読んでみようと思って 新しい発見も沢山あったので良かったです

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2020/08/15

初めて読みました~ 小さい時に読み聞かせてもらったヤマタノオロチ、因幡の白うさぎ、ヤマトタケルの話などなど 「これか~!」 と思いながら読み進めました。 「天皇家の歴史まとめ」の性質があるので、物語として捉えるにはチョット大雑把な気がしますが 切り取って話を作りたくなるようなネタ...

初めて読みました~ 小さい時に読み聞かせてもらったヤマタノオロチ、因幡の白うさぎ、ヤマトタケルの話などなど 「これか~!」 と思いながら読み進めました。 「天皇家の歴史まとめ」の性質があるので、物語として捉えるにはチョット大雑把な気がしますが 切り取って話を作りたくなるようなネタは満載。 個人の思想はどうあれ、 西洋文化の下地に聖書があるように 日本文化の下地にも古事記に記されているような「物の見方」が流れているように感じます。 とりあえず名前が多すぎ&似すぎ&読みづらすぎ!(笑)

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2019/03/20

とても幸せな読書を味わえた。貴重な時間であった。辞書と格闘しながらである。歌謡も情感あり楽しい。数々の発見があった。一例として、「尾張」が何か所も記述あり、「美濃」もあったが、「三河」「駿河」は無かったことである。素晴らしい日本の宝である。現代まで読み継がれてきたことを誇りに思う...

とても幸せな読書を味わえた。貴重な時間であった。辞書と格闘しながらである。歌謡も情感あり楽しい。数々の発見があった。一例として、「尾張」が何か所も記述あり、「美濃」もあったが、「三河」「駿河」は無かったことである。素晴らしい日本の宝である。現代まで読み継がれてきたことを誇りに思う。

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2019/01/14

福永武彦の古事記現代語訳本である。宇宙開闢から神話の時代の上巻、神武〜応神天皇までの中巻、仁徳〜推古天皇までの下巻から成る。上巻では、荒唐無稽な説話が語られているが、ギリシャ神話と同じように、妙に神々が人間臭いのが面白い。中巻からは天皇の系譜が語られている。168歳まで生きた崇神...

福永武彦の古事記現代語訳本である。宇宙開闢から神話の時代の上巻、神武〜応神天皇までの中巻、仁徳〜推古天皇までの下巻から成る。上巻では、荒唐無稽な説話が語られているが、ギリシャ神話と同じように、妙に神々が人間臭いのが面白い。中巻からは天皇の系譜が語られている。168歳まで生きた崇神天皇、身長が3m余りあった景行天皇(子が80人もいたらしい)など尋常でないスケール感、25代武烈天皇の崩御の後世継ぎがいなくて、15代応神天皇の5世の孫(継体天皇)を担ぎだすなど途絶える危機があった。ひたすら誰々を妻として、子の名前が何々という記述が累々と続き、名付けへの思いが感じられる。改めて稗田阿礼の凄まじい記憶力に驚かされる。

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2018/11/05

日本書紀と並び称されるが、こちらは本居宣長に見出されるまでは知られていなかったらしい。国造りの神話から始まって、推古までの歴代天皇の系譜・物語まで。性も人殺しも古代らしい率直さで語られていて、神様も天皇も現代的感覚からするとけっこうヒドイやつが多い。天の岩戸、八岐大蛇、因幡の白兎...

日本書紀と並び称されるが、こちらは本居宣長に見出されるまでは知られていなかったらしい。国造りの神話から始まって、推古までの歴代天皇の系譜・物語まで。性も人殺しも古代らしい率直さで語られていて、神様も天皇も現代的感覚からするとけっこうヒドイやつが多い。天の岩戸、八岐大蛇、因幡の白兎など有名エピソード以外にも面白い神話が多い。個人的にはアメノウズメがイイ感じ。

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2014/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 天地開闢から始まり、日本がいかに誕生して、神々や皇室の祖先がいかに活躍し、今の地名がどんな由来で名づけられたかなどを物語るわが国で現存する最古の典籍を、最も分かりやすい現代語訳で全訳した名著。 [ 目次 ] 古事記・上巻(宇宙の初め;神世七代;伊邪那岐命と伊邪那美命 ほか) 古事記・中巻(神武―東への道;神武―征旅の歌;神武―七乙女 ほか) 古事記・下巻(仁徳―系図;仁徳―嫉み深い大后と黒姫;仁徳―嫉み深い大后と八田若郎女 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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