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動物のお医者さんは、毎日が冒険! の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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ペットを飼っている人…

ペットを飼っている人ならばこの本に書かれていることも理解できるのでは。獣医を目指そうとしている人も必見。

文庫OFF

2017/11/10

前書きにも後書き・解説にも一言も触れられていませんが、これは明らかに「ヘリオット先生奮闘記」を意識してかかれた作品だと思います。 もちろんヘリオット先生はイギリスのヨークシャー地方ですし、年代も1940年代と古いので医療方法などまったくと言って良いほど違いますが。とは言え、田舎...

前書きにも後書き・解説にも一言も触れられていませんが、これは明らかに「ヘリオット先生奮闘記」を意識してかかれた作品だと思います。 もちろんヘリオット先生はイギリスのヨークシャー地方ですし、年代も1940年代と古いので医療方法などまったくと言って良いほど違いますが。とは言え、田舎の風景を愛し、そこの住民や動物たちを愛する獣医というシチュエーションはまったく一緒です。 では、ヘリオット先生を超えられたか?やっぱり無理みたいですね。少なくとも私の中では駄目でした。 厳しくも美しい自然描写。住民や動物たちに対する愛情表現。そして時に愚痴、時に希望を語る独白。ちょっとした差なのでしょうが、やはりヘリオット先生の方が上に思えます。とは言え、なかなか読み応えのある、楽しい作品でした。

Posted byブクログ

2012/02/09

動物のお医者さんは、毎日が冒険!」 佐々木倫子のあのマンガを思い出すタイトルであり、実際にあのマンガの獣医としてのお仕事に関する部分が思い出されるような、軽やかでえげつない描写が面白い(ほぼ)実録の日常。後半ではチョビ風の犬も登場。終始少し駆け足の表現に体を委ねられてしまえば、1...

動物のお医者さんは、毎日が冒険!」 佐々木倫子のあのマンガを思い出すタイトルであり、実際にあのマンガの獣医としてのお仕事に関する部分が思い出されるような、軽やかでえげつない描写が面白い(ほぼ)実録の日常。後半ではチョビ風の犬も登場。終始少し駆け足の表現に体を委ねられてしまえば、1章が20ページと軽く読めます。

Posted byブクログ

2011/08/08

カナダの新米獣医の開業1年目を描いた実録もの。 あまりできのよくない学生時代を送った作者が、不安と希望を抱え孤軍奮闘するさまにひきつけられる。 土地柄か、牛のお産に関する話が多い。しかし内容は千差万別で、読んでいて飽きない。 個人的にはもっと飼い犬のラグとのエピソードが欲しかった...

カナダの新米獣医の開業1年目を描いた実録もの。 あまりできのよくない学生時代を送った作者が、不安と希望を抱え孤軍奮闘するさまにひきつけられる。 土地柄か、牛のお産に関する話が多い。しかし内容は千差万別で、読んでいて飽きない。 個人的にはもっと飼い犬のラグとのエピソードが欲しかった。 捨て犬だったラグが一目会った時からペリンを一生の主と決めて、側に寄添う様があまりにもよかったので。 最後のエピソードもありがちだけど、未来に向かっていてよかったと思う。

Posted byブクログ