孤独力 の商品レビュー
学生時代に購入して、 今でもなぜか定期的にとってしまう不思議な本です。15年以上も前の本ですが、今だからこそ、 必要な事が述べられている気がします。 以前は、積極的に孤独になる難しさがありました。 人間関係が煩わしく感じ、常に誰かといないと不安になるような。しかし、時代は、どん...
学生時代に購入して、 今でもなぜか定期的にとってしまう不思議な本です。15年以上も前の本ですが、今だからこそ、 必要な事が述べられている気がします。 以前は、積極的に孤独になる難しさがありました。 人間関係が煩わしく感じ、常に誰かといないと不安になるような。しかし、時代は、どんどん人間を孤立させているように感じます。つまり、人に関心がある人が、どんどん減っている。 その反動なのか、自分を知ってもらいたい、 認めてもらいたいという人が、どんどん増えている。 その原因とされるのが、SNSの爆発的な普及と、 スマホ時代の到来でしょう。いつでも、どこでも、 繋がれる状況が、実現してしまいました。 どんどん自分達は、著者が言うような、 積極的な孤独を忌避しているように思います。 また、困難な環境にいます。
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積極的孤独。 長年、孤独を愛して来た自分としては優しく背中を押される感じ。 恐らくこの手の本を手に取る人よりも、手に取らない人の方が必要性やインパクトがあるんだよなぁというパラドックスを感じてみたり。 一人でいることも、ぼんやりすることも「悪」じゃない。
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タイトルだけで購入すると、期待違いがあるかも。 論理的な「孤独」説明本です。 積極的な孤独=ソリテュード 消極的な孤独=ロンリネス に関して、書かれています。 キャリアの方など、積極的な孤独がわかるある程度自分を持っている人向け。
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手にとってから、装丁者を見て、どうしてこの本を手に取ったか納得、佐野洋子さんでした。 孤独… ロンリネス(消極的孤独)→ソリュテュード(積極的孤独) = 人間を成熟させる「ひとり時間」
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「ロンリネス」を「ソリチュード」に昇華させるー という表現が心に残った。 「ロンリネス」とは、消極的孤独、 一方「ソリチュード」とは積極的孤独。
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