二重生活 の商品レビュー

スーザン・ネーピア(著者),高杉啓子(訳者)

2009/10/04

リアは、６歳になる双子の息子を持つ未亡人。昼は厳格な社長の下秘書をし、リアの代わりに亡くなった夫の父ポールが家事をしてくれる。ポールは、リアのことを温かく見守ってくれる良い理解者だ。恋人ルイスからも、いずれ求婚されるだろう。でも、何故かルイスとの間に物足りなさを感じる。本当に、これは愛なのだろうか？
リアは、今の仕事を始めるに至って自分を偽って入社した。朝９時から夕方５時までで残業無しと言うことと超高給という事で。ただし、知性があり、仕事が出来、独身であること。若すぎないこと。魅力的な社長ミスター・エベレットになびかない「女であることを感じさせない事」が条件だと言うことを立ち聞きし、昼は髪をひっつめ、眼鏡をかけ、さえない服装に身を包み別人になりすましていたのだ。３年たった今まではの有能な秘書が成功していたのに・・・。