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経営革命の構造 の商品レビュー

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19件のお客様レビュー

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2011/12/07

ゼミの推薦図書?として読み始めた記念すべき第一冊目。産業革命前後からシリコンバレー形成まで書かれていて、基礎形成には重宝する。大学の講義とは違い、システムの説明だけでなく、発明家・起業家各々の生い立ちや人間的な部分の説明もあって楽しく読むことができた◎

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2011/05/24

米国の大企業の取り組みなどがざっと、わかりやすく書かれており、 経営学の入門書のような存在。 著者の他の書物を読みたいと思う。

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2011/05/17

[ 内容 ] 経済構造の大変革期の今こそ経営史に学ぼう。 経営革命に取り憑かれた人々の夢と挫折。 いつの時代も突出した個人が歴史を変えた。 産業革命からシリコンバレーまでの技術と組織のイノベーションをたどり、二一世紀を展望する経営通史。 経営者、ビジネスマン、企業家志望の学生必読...

[ 内容 ] 経済構造の大変革期の今こそ経営史に学ぼう。 経営革命に取り憑かれた人々の夢と挫折。 いつの時代も突出した個人が歴史を変えた。 産業革命からシリコンバレーまでの技術と組織のイノベーションをたどり、二一世紀を展望する経営通史。 経営者、ビジネスマン、企業家志望の学生必読。 すべてはベンチャービジネスから始まった。 [ 目次 ] 第1章 イギリス産業革命の技術と企業家(産業革命前後における機械の発達;蒸気機関の完成;産業革命期の企業家像) 第2章 アメリカにおける経営革命(アメリカにおける鉄道の影響;製鉄王アンドルー・カーネギー;ロックフェラーとスタンダード・オイル) 第3章 ビッグ・ビジネスの組織革新(経営階層の出現;多角化戦略と組織革新;自動車産業の組織進展―フォードとGM) 第4章 日本型組織革命の進展(高度経済成長と大型設備投資;ニクソン・ショックと石油ショックによる主役交代;ポスト・フォーディズムとしてのカンバン方式) 第5章 シリコンバレー・モデルの登場(情報革命がもたらしたシステム;二〇世紀モデルを超えて) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2011/04/04

イノベーションというとすぐに技術と言う言葉が思い浮かび、経営学の分野でも理論や技術が先行しがち。しかし、過去のイノベーション誕生の裏には必ず個人である企業家の発想や決断があった。そんな個人にスポットライトを当てた経営史本。

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2011/03/14

イギリスの産業革命からシリコンバレーでのベンチャービジネスまでの経営史をまとめたものが本書である。様々な社会現象によって産業がどういった形態へと変容していったかを分析するのではなく、イノベーションを起こす者としてのEntrepreneur(企業家)の視点で分析している。 Cas...

イギリスの産業革命からシリコンバレーでのベンチャービジネスまでの経営史をまとめたものが本書である。様々な社会現象によって産業がどういった形態へと変容していったかを分析するのではなく、イノベーションを起こす者としてのEntrepreneur(企業家)の視点で分析している。 Case studyとしての意義はあるのかもしれない。多くの失敗によって成り立った一つの成功を、どう手にするか。その糸口を見つけたい。

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2011/02/07

テストのために読んだんだがね、読みやすかった。 授業用に読んだのは基本レビュー書かないけど意外と面白かったから書いてみよーっと。 この本はイギリスとアメリカと日本についてです。 世界史には出てこない産業革命の立役者とか、 発明家たちの育ちとか性格とかが紹介されてる。 まぁ史実が...

テストのために読んだんだがね、読みやすかった。 授業用に読んだのは基本レビュー書かないけど意外と面白かったから書いてみよーっと。 この本はイギリスとアメリカと日本についてです。 世界史には出てこない産業革命の立役者とか、 発明家たちの育ちとか性格とかが紹介されてる。 まぁ史実がどこまで事実かはわかりませんが。 それにしても何事も最初に思いついて実行に移す人ってのはすごいね! でも先駆者たちは必ずしも栄光を手にするとは限らず、 むしろひどい目にあったり。 次なるイノベーションは何かな。

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2010/10/29

イノベーションを歴史の事例から読み解く、というもの。 特にイノベーションのもたらした構造に着目している。 しかし着眼点は構造だけではなく、イノベーションの担い手となった企業家たちにも目を向けており、特にその部分が面白い。 産業革命まで遡った歴史からの示唆があり、経営史の入門用...

イノベーションを歴史の事例から読み解く、というもの。 特にイノベーションのもたらした構造に着目している。 しかし着眼点は構造だけではなく、イノベーションの担い手となった企業家たちにも目を向けており、特にその部分が面白い。 産業革命まで遡った歴史からの示唆があり、経営史の入門用にもいいと思う。 イノベーションの社会性と、イノベーションに対する旧体制側の反発、新しいパラダイムに対する大衆の鈍さ、などが印象的だった。

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2009/10/07

思っていたより面白かった。 イギリスの産業革命の背景から現代のシリコンバレーまで、時代を追ってビジネスを見つめている。1740年代という早い段階で発明特許の訴訟が行われているという事実には驚いた。産業革命期に初めて、技師や商人とは別のタイプの人間、すなわち企業家の出現が必要だっ...

思っていたより面白かった。 イギリスの産業革命の背景から現代のシリコンバレーまで、時代を追ってビジネスを見つめている。1740年代という早い段階で発明特許の訴訟が行われているという事実には驚いた。産業革命期に初めて、技師や商人とは別のタイプの人間、すなわち企業家の出現が必要だったとのこと。いまでこそ、社会企業家という言葉は耳慣れたが、いつ生まれたのか考えたことは無かった。時代背景を知ると、企業家が生まれた意義がわかる。蒸気機関は、鉄道のために発明されたと思っていたが、実際は少し異なるということがわかった。石炭を効率よく掘るには、湧き出す水の排除が不可欠で、当初は水の排除のために蒸気機関のポンプが生まれた。ポンプの発明のおかげで、炭鉱から石炭を多く取ることができ、石炭の大量使用のため、質の良い鉄を生むことができた。その鉄を使い、列車をつくることに役立った。とのこと。 鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの起業の内容は初めて知った。鉄の大増産を可能にしたことにより成功を収めたカーネギーは、会社を売却後、慈善活動に勤めカーネギーホールや世界に3000の図書館、1000の教会を寄付したという事実は、初めて知る。偉大な人は信念がしっかりしているということを知る。 アメリカのトラスト訴訟において、裁判官の発言が印象に残っている。「他人を犠牲にして増大するような可能性のある場合には、人間の欲望に信頼をおくことは賢明ではない」と。この哲学が今のアメリカにもあったら、金融危機は起こらなかったかもしれないと考える。 現代の偉大な企業家として、ビル・ゲイツを考えていたが、本著ではその件についても述べている。ビル・ゲイツはカーネギーやロックフェラーの域には達していない。なぜなら、ウインドウズは無くても生きていけるが、鉄と石油は20世紀の必需品だったからである。とのこと。自身はこの意見には反対である。著書が書かれたのが2000年だということを踏まえると言い分は認めるが、2009年においてウインドウズなしの時代発展は考えられなかったからである。パソコンのおかげで世界がぐっと近づいた。この貢献は、鉄と石油には無いからである。 最後にシリコンバレーに視線を移したときの著者の主張に賛成する。「失敗はよくあること」という意識のない社会では、新事業は育たない、と。日本での起業家が少ない原因はそこに起因すると言われているがその通りだと感じる。個別解を出すことが下手な日本人。自分のその一人だと思うと少し後ろめたさを感じる。

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2009/10/04

米倉先生の著。 産業革命をふりかえり、 時代をクリエイティブに新しい発想によって切り開くには何が必要なのかを 考えさせられる一冊。 今の時代に必要なのは新しい価値を生み出すイノベーション。

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