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古書店アゼリアの死体 の商品レビュー

3.7

63件のお客様レビュー

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気楽に読めるコージー…

気楽に読めるコージーミステリー。不幸な主人公が溺死体に出会って…

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不幸続きで海に向かっ…

不幸続きで海に向かってバカヤローと叫びたくて葉崎市に来た真琴、海で死体を見つけてしまう。その後街のおかしな古書店で雇われ、店主の紅子とロマンス小説談義に花を咲かせるが、事件は連発、個性的なFM葉崎の社員や刑事達が右往左往し、そして犯人は?幾重にもひねりが効き、この作家らしく毒も効...

不幸続きで海に向かってバカヤローと叫びたくて葉崎市に来た真琴、海で死体を見つけてしまう。その後街のおかしな古書店で雇われ、店主の紅子とロマンス小説談義に花を咲かせるが、事件は連発、個性的なFM葉崎の社員や刑事達が右往左往し、そして犯人は?幾重にもひねりが効き、この作家らしく毒も効き、キャラの魅力も捨てがたい、何よりロマンス小説談義がツボな、気軽に読めるコージーミステリ。

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キャラクターで読む作…

キャラクターで読む作品なのでしょうか? 個人的には老人キャラが好きなので、作者の今後に期待しています。

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気軽なコージー・ミス…

気軽なコージー・ミステリーなんだけど、アイデアに溢れている。

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個人的には、葉崎市モ…

個人的には、葉崎市モノ(駒持警部補シリーズ)第二弾という位置づけです。第一弾は「ヴィラ・マグノリアの殺人」。ヴィラの登場人物が、端役ながらチョコチョコ顔を出すので、前作を読んでいるとニヤリとできます。コミカルかつシニカルな、コージーミステリの傑作。

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崎市コージー・ミステ…

崎市コージー・ミステリのシリーズ第2弾。 テンポの良いストーリー、個性的なキャラ、ユニークな会話、読みやすい文体のおかげでさくさくっと読めます。ミステリとしてのオチも秀逸で、エピローグに入ってからのどんでん返しの連続にはびっくりです。

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主人公の周りで、怒涛…

主人公の周りで、怒涛のごとく事件が起こります。ラストは意外性に富んでいて、楽しめました。

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2024/06/09

若竹七海の長篇ミステリ作品『古書店アゼリアの死体』を読みました。 ここのところ、若竹七海の作品が続いています。 -----story------------- 勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ……。 不幸のどん底にいた相澤真琴は、葉崎市の海岸...

若竹七海の長篇ミステリ作品『古書店アゼリアの死体』を読みました。 ここのところ、若竹七海の作品が続いています。 -----story------------- 勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ……。 不幸のどん底にいた相澤真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。 運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!  事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった……。 笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作! ----------------------- 2000年(平成12年)に刊行された、架空の都市・神奈川県葉崎市を舞台とした葉崎市シリーズの第2作です。  ■第1章 波とともに来りぬ  ■第2章 古本屋は突然に  ■第3章 忘れたよ面影  ■第4章 騙しあい  ■第5章 ある泥棒の詩  ■第6章 逢うときはいつも死体  ■第7章 昼下がりの殺人  ■第8章 告げ口がいっぱい  ■第9章 罠におちて  ■第10章 探偵たちの街角  ■第11章 犯人よこんにちは  ■おまけ ~前田紅子のロマンス小説注釈~  ■解説 池上冬樹 あらゆる不幸を立て続けに体験した相沢真琴は、全てを投げだし、葉崎市の海岸に辿り着いた……ところが、なんと身元不明の死体をみつけてしまう! 所持品から、その死体は葉崎の名門・前田家の失踪中の御曹司・前田秀春である可能性が浮かぶ、、、 しかし、秀春の失踪には、きな臭い背景が……そんなさなか、ロマンス小説専門の古書店アゼリアを経営する前田紅子と知り合った真琴は、紅子が入院する間、アゼリアの店番を頼まれたのだが……。 真琴は次なる死体と遭遇することに! 絶妙な語り口と濃厚なミステリの味付け! 芳醇なるコージー・ミステリの絶品、好評書下ろし第二弾。 不幸のどん底にいた相澤真琴が、葉崎市の海岸で溺死体に出会い、さらにロマンス小説専門の古書店アゼリアの店番になってから新たな死体に巻き込まれる……登場人物たちの明るいキャラクターと事件の謎解きがコミカルに描かれており、笑いと驚きいっぱいの作品でしたね、、、 事件の背景となるのは葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密……真琴が古書店で働きながら、事件の謎を解き明かしていく展開に引き込まれましたね。 前作と同様に、事件が解決した と思われた後に描かれる最後のどんでん返しも面白かったです……が、これどういうこと!? と一部理解できない部分があったので不完全燃焼気味で読み終えてしまったところが、ちょっと残念でしたー 読解力不足かな……。

Posted byブクログ

2024/05/28

〈再登録〉作品のシチュエーションや会話に重点を置いたコージーミステリ。地元の資産家一族や、ロマンス小説専門古書店アザレアを経営する前田紅子など、登場人物がクセ強めでユニーク。謎解き部分が弱いかなとも思いますが、こういう雰囲気重視のミステリも悪くはないのでは。

Posted byブクログ

2023/12/24

あちらこちらにクスリと笑える記述があるかと思えば片やロマンス小説がわんさと出てきて、濃いキャラがいっぱい出てくるわりに小物にも凝ってて、なんとも不思議なテイストで面白い。そして最後の独白にはゾクリときた。

Posted byブクログ