死を呼ぶ婚礼(5) の商品レビュー
犯人と目されたドンヴ…
犯人と目されたドンヴィルの従者は、美貌の花嫁に切ない想いを残しながらも逃亡を図った。カドフェルだけが知り得た最終章の思わぬどんでん返しは…。
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修道士カドフェルの第五弾。 頼りになる助手マークが施療院での患者の世話をするようになり、 代わりに来た助手は不器用で、最高の鍋を壊されるカドフェル。 可哀想に。 土地持ちの若い娘との結婚式に現れない新郎。 盗みを働いた恋する男が犯人と目され、追跡されるが見つからない。 新郎は前夜に馬でどこへでかけたのか。 この作者の良いところの一つは、 無駄に十字軍もキリスト教も持ちあげないところ。 イスラム教徒の方が医学が優れ、高潔の士もいたことを さらりと書いている。 殺された新郎の愛人が印象的だった。 女好きの領主に囲われ、長年妻のようによりそい、 留守の際には学問に特技を身につけ、 彼の死後、あっさりと女子修道会へ入信した。 賢い女ということか。 マークが探偵の助手としても活躍していて良かった。 多少成長を見せた新しい助手、オズウィンの今後はあるのだろうか。
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毎回毎回、素敵な若者カップルが誕生するこのシリーズ。割と気持ち良く終わるので、読みやすい。 資産を狙う親類に操られて、おっさんと結婚させられる娘。その婚礼の朝、おっさんが殺害され、娘の恋人に疑いがかかります。 カドフェルの新しい助手の不器用だけど憎めない感じ、良いです。 お金と幸...
毎回毎回、素敵な若者カップルが誕生するこのシリーズ。割と気持ち良く終わるので、読みやすい。 資産を狙う親類に操られて、おっさんと結婚させられる娘。その婚礼の朝、おっさんが殺害され、娘の恋人に疑いがかかります。 カドフェルの新しい助手の不器用だけど憎めない感じ、良いです。 お金と幸せのことかんがえちゃいますね。
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お約束の展開ではあるけれど、飽きさせない筆力はさすが。それに今回はなかなか魅力的な女性が登場。おばさんだって美しい、そして賢く、したたかです。
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修道士カドフェル・シリーズ5冊目 いつもは図書館で現代教養文庫の方(古いため、ご覧の通り、画像すらない・・)を借りているのですが、今回は書架になかったので、こちらの光文社の新装版を“お取り寄せ”しました。 こっちの方はちゃんと画像があるのですね〜。 装丁もきれいだし、背表紙折込の...
修道士カドフェル・シリーズ5冊目 いつもは図書館で現代教養文庫の方(古いため、ご覧の通り、画像すらない・・)を借りているのですが、今回は書架になかったので、こちらの光文社の新装版を“お取り寄せ”しました。 こっちの方はちゃんと画像があるのですね〜。 装丁もきれいだし、背表紙折込の“カドフェルの薬草園より”というハーブの豆知識ミニコーナーも気が利いてますね。
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だいぶパターンが見えてきた。薄幸の美女、その礼賛者、無実の罪を着せられた逞しい若者。今回はカナリ早い段階で犯人がわかってしまった。シリーズ全作読むつもりだけれど、飽いてしまわないか心配だ。ヒューが出てこなくてちょっとがっかりした。読了するのすっごく速かった、でも家事とかめちゃめち...
だいぶパターンが見えてきた。薄幸の美女、その礼賛者、無実の罪を着せられた逞しい若者。今回はカナリ早い段階で犯人がわかってしまった。シリーズ全作読むつもりだけれど、飽いてしまわないか心配だ。ヒューが出てこなくてちょっとがっかりした。読了するのすっごく速かった、でも家事とかめちゃめちゃオロソカになってる☆(2009-07-15L)
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財産目的の結婚は、洋の東西、過去・現在を問わず存在する。修道院で結婚式を挙げる予定の花婿は花嫁の40才も年上。花婿の従者はそんな彼女に恋をするが、そのため、花婿殺害容疑を掛けられ、そのまま逃亡してしまう。
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前作まで、カドフェルの有能な助手だったマークは、教会附属の施療院で患者たちの面倒を見ている。 10月のある朝、尊大で倣岸かつ強大な領主が結婚式を挙げるため、施療院の横を通りかかる。続いて通りかかった花嫁は、40歳以上も若く、殆ど囚われ人のようだった。 花嫁が愛していたのは、若く向...
前作まで、カドフェルの有能な助手だったマークは、教会附属の施療院で患者たちの面倒を見ている。 10月のある朝、尊大で倣岸かつ強大な領主が結婚式を挙げるため、施療院の横を通りかかる。続いて通りかかった花嫁は、40歳以上も若く、殆ど囚われ人のようだった。 花嫁が愛していたのは、若く向こう見ずな花婿の従者。その愛が露見した従者は盗みの罪をでっち上げられ、執行長官に逮捕されそうになって逃亡した。しかし、婚礼当日、花婿はどこともわからぬ外出先から戻らず、やがて絞殺死体として発見された。疑いは逃亡した従者に・・・・ 施療院に暮らす少年や老人と逃亡者の交流、無謀ともいえる従者の花嫁にささげる愛、そして、決して知られることのない無償の愛が交錯し、切ない、哀しい愛しい物語でした。
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