三日月少年の秘密 の商品レビュー

長野まゆみ(著者)

2019/02/24

三日月少年って初期のザ長野まゆみ！
不思議、ファンタジーかな。

昭和とか西暦何年とか浅草、上野、十二階、お台場、ゆりかもめ、東京タワー、はっきり出してることに驚き。
今までの三日月少年が出てくるものにはなかったことのはず。

ぼくミソラハソラチも三日月少年かなーと思ったけど、はっきりしない。時間は越えるけど。
何だ。いつも通りじゃん。
一章に出てきた雲旗という融通の利かない秀才と同名が二章では公務員的な大人なんだけど親子か兄弟か親戚か。

あめふらしが出てきてた！
「雨零アメフラシダネ。何処カデオ葬式ダ。」
「放鳥屋ノコトダヨ。亡クナッタ人ノ追善二、鳥ヲ飛バスンダ」
稚き児のたましひが迷子にならないやうに雨鳥の背にのせませう
カタカナで長文は読みにくい！

2016/02/11

普通の人間の少年とそっくりで、見分けがつかないくらい精巧な人形、三日月少年。14歳までの少年が持てる。持ち主の少年が15歳になったら返却。仕組み面白いです。実際普通の子供だと思ったら違った、みたいなのあったら面白いだろうなー。

2014/09/25

２０１４年９月２１日読了。
浅草十二階、少年の人形、郵便、サーカス、という個人的にとてもツボなアイテム満載できらきらと読みました。
人形、という設定をもう少し活かせたら、とは思ったけれども、それでは別の話になるかしらねー。

2013/10/06

小学生の時初めて読んだ長野作品。
今も長野さんは大好き。私の少年観を作り上げたターニングポイント。

2013/08/15

「高塔の秘密編」
「鞄の秘密編」

三日月少年という精巧な人形と東京が舞台の話。

レトロちっくな雰囲気がいい。

2013/01/05

引っかかりながらも読み進めて 鞄の秘密篇ですこし謎が解けかかるも 完全にクリアにはならない もやもや感
最後の一文でぞわっときます

2016/02/13

高塔の秘密、鞄の秘密の2編が収録されている。
高塔；東京タワーの時代が背景のようだ。
鞄；大正ロマンを感じる。
三日月少年は少年型の自動人形で、空中電気式人形。電気をエネルギーとして動く。人間と間違われるほどに精巧に出来ている。三日月少年の目には何が映るのだろう。何を考えて行動しているのだろう。少年（14歳くらい）には分かるのかもしれない。

2012/02/28

内容（「BOOK」データベースより）
空中電気式人形諸君。
架空線の上を疾走し、世界一のタワア(333メートル)に登れ!
勝鬨橋から遊船に乗り込んだぼくは、工事中の東京タワーを目撃する。
時を超え、帝都の夜を駆ける、
三日月少年の謎をついに明かす、発火式ファンタジイ。

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2011/10/07

おもしろそうではあった。
けど、だめなの。カタカナはだめなんだよー。
なーんか読む気なくなっちゃう、ってゆーか
読むのめんどくさくなっちゃうんだよねー、カタカナ。
なのでカタカナの部分殆どぶっとばして読んだので
分かったような分からないような・・・・・。
うーんごめんなさい。
なんとなーく雰囲気は好きだったのですが・・・。

2012/02/05

空中電気式人形諸君。架空線の上を疾走し、世界一のタワア(333メートル)に登れ！勝鬨橋から遊船に乗り込んだぼくは、工事中の東京タワーを目撃する。時を超え、帝都の夜を駆ける、三日月少年の謎をついに明かす、発火式ファンタジイ。