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四季 春 の商品レビュー

3.5

99件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2011/09/21

天才科学者、真賀田四季の少女時代の物語。 他シリーズの主要人物が少し登場するのがなんとなく嬉しい。 物語は四季にとって特別な少年(?)の語りで進められる。 何か変だと思いながらも後半まで物語の仕掛けに気づけなかったから、仕掛けが分かって最初から見直してようやくすっきりしたという感...

天才科学者、真賀田四季の少女時代の物語。 他シリーズの主要人物が少し登場するのがなんとなく嬉しい。 物語は四季にとって特別な少年(?)の語りで進められる。 何か変だと思いながらも後半まで物語の仕掛けに気づけなかったから、仕掛けが分かって最初から見直してようやくすっきりしたという感じ。 ちょっと格好良い構成だと思う。 ただ、主人公の四季に魅力を感じない。私とは何もかも違いすぎるからだろうか。 でも続きは気になる。 とりあえずVシリーズ読んでから出直そう。

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2011/09/02

真賀田四季の少女時代。 森博嗣のS&Mシリーズを読んでいないと、多分まったく面白くないと思う。 一人称を使った叙述トリック(というほどのものでもないかも)は、悪くもなく良くもなく。 でも私は割と楽しめました。 ただ、文節ごとに改行する書き方は、結構うざい。 どんな理由があれ、多...

真賀田四季の少女時代。 森博嗣のS&Mシリーズを読んでいないと、多分まったく面白くないと思う。 一人称を使った叙述トリック(というほどのものでもないかも)は、悪くもなく良くもなく。 でも私は割と楽しめました。 ただ、文節ごとに改行する書き方は、結構うざい。 どんな理由があれ、多用すべきものではないのでは。

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2011/08/27

『すべてがFになる』で圧倒的存在感をはなった天才・真賀田四季の幼少時代を描いたもの。 四季に心奪われたひとりとしては 手に取らざるを得なかった。 正直、一読では理解しきれてません。森さんの書く文章好きだなぁ。四季の思考過程や言葉も大好き。魅せられます。無性に『すべてが~』を読...

『すべてがFになる』で圧倒的存在感をはなった天才・真賀田四季の幼少時代を描いたもの。 四季に心奪われたひとりとしては 手に取らざるを得なかった。 正直、一読では理解しきれてません。森さんの書く文章好きだなぁ。四季の思考過程や言葉も大好き。魅せられます。無性に『すべてが~』を読み返したくなりました。 人間が存在することの概念って何ぞや。 他者に認識されなきゃならないようです。 そんな浅はかなことを考えました。 文章にだまされる。というかわからなくなる。 とりあえず ミステリーっぽさは低い作品です。一応殺人はあるけど。 春夏秋冬の四部作なので、このまま読破していきます。つぎは夏。

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2011/07/18

「すべてがFになる」のメインキャラである真賀田四季の幼女時代。みずからを透明人間という少年と、四季の会話が面白く、そこで発生した殺人事件すらたいしたことでは内容に思えてしまう。真賀田四季の春~冬までの四部作の第一弾で、「すべてがFになる」での彼女の反応を思い出して楽しめる作品。

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2011/07/10

記述のトリックはすぐにわかった。けど医者の兄は何者だ。ミステリー部分は少しだけ。謎解きもなしか。四季のお話。

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2011/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

圧倒的な天才に憧れる。 ある種の宗教のようなものかもしれない。「この人についていけば大丈夫」 それは、自分で考えることをやめることに近い気がする。 でもそれでもかまわないくらいの魅力的な天才がいたら・・翻弄されて、ぼこられて、それでもやっぱり信じてしまうのだろう。

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2011/05/18

「全ては四季シリーズに繋がっている」とまで言われるこのシリーズ。その一作目。 真の天才・真賀田四季の幼少の頃を描くこのシリーズは、やはり面白いといえば面白く、難しいといえばそれまで。 この「面白い」という感覚が、森博嗣さんへの尊敬の念なのか、天才への憧れなのか、どちらともなのか...

「全ては四季シリーズに繋がっている」とまで言われるこのシリーズ。その一作目。 真の天才・真賀田四季の幼少の頃を描くこのシリーズは、やはり面白いといえば面白く、難しいといえばそれまで。 この「面白い」という感覚が、森博嗣さんへの尊敬の念なのか、天才への憧れなのか、どちらともなのか、それともどちらでもないのか。分からない、というのが正直なとこで、そんな自分の凡人さ加減が歯痒くもある。 シリーズ制覇してから、色々と考えなおしたいな、と。

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2010/09/27

真賀田四季の6歳~8歳までを描いた物語。 どこかで、「すべては四季シリーズにつながっている」というのを見ました。 初めて読んだときは分からなかったけど、たくさん読んだ今だから、ドキドキする部分や、核心に触れる部分に気づけた気がします。 森氏は、「四季から読んだ方が良いかもしれな...

真賀田四季の6歳~8歳までを描いた物語。 どこかで、「すべては四季シリーズにつながっている」というのを見ました。 初めて読んだときは分からなかったけど、たくさん読んだ今だから、ドキドキする部分や、核心に触れる部分に気づけた気がします。 森氏は、「四季から読んだ方が良いかもしれない」と述べています。 読んだ内容をしっかりと記憶できていたら、VやS&Mを読み進める度に、「四季のあそこで言ってたことやな」とか思えるかもしれないです。 でも、私は読んだ端から忘れていってしまうので、自分には四季は後から読む方があってるみたいです。 途中までは、叙述トリックにすっぽりとはまっていたので、頭がグチャグチャでした(忘れていくため、再読なのに叙述トリックにはまる)。 「F」の四季や「Gシリーズ」の四季に至る始まりが、こんな小さい6歳の頃にあるとは。 MNIなんかも、すでに姿を見せています。 各務亜樹良も、S&Mのどこかに出ていたような気がする(記憶力が・・・)。 Vシリーズの主人公で、四季の父・左千朗の知人、瀬在丸紅子も登場します。 全く手をつけていないVシリーズも、つながってると分かれば読まないわけにはいきません。

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2010/09/24

四季という女の子が主人公なのかな。もしくは、四季に憧れる四季の兄の話。内容、トリックがどうというより、「四季ちゃん」がこの物語の最大の魅力として、この本は成り立っている。

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2010/08/28

森博嗣先生の作品の要とも言えるキャラクター「真賀田四季」に焦点を当てた作品です。 春・夏はまだ理解しえたのですが、正直冬は時間系列などが読み取りきれず読んでいる始終「???」と言う感じでした。まあ、後の作品で種明かしをしてくれると信じています。 この作品を読むと真賀田四季がい...

森博嗣先生の作品の要とも言えるキャラクター「真賀田四季」に焦点を当てた作品です。 春・夏はまだ理解しえたのですが、正直冬は時間系列などが読み取りきれず読んでいる始終「???」と言う感じでした。まあ、後の作品で種明かしをしてくれると信じています。 この作品を読むと真賀田四季がいかに異端児で人を超える天才かがわかります。シリーズ通しての要のキャラクターなので、読んでおいて損はないと思います。

Posted byブクログ