ダルタニャンの生涯 の商品レビュー
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デュマの「三銃士」には種本があった、ということで史実、種本、デュマの「三銃士」とそれぞれのダルタニヤンがいるのですけど、それでは他の銃士たちアトス、ポルトス、アラミス。そしてトレヴィル隊長やミラディはどうかといいますと・・・それはこの本で確かめてみてください。
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史実を詳しく考察していて、とても興味深かったです。三銃士をすぐにでも再読したくなりました!やはりダルタニャンはかっこいい。
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日本ではデュマの小説以外でも,アニメや映画で知らない人はいないのではないかという「三銃士」ですが,その登場人物ダルタニャンが実在した!?直木賞作家が描く,小説より奇なるノンフィクション!
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かの三銃士のダルタニャンは実在したのだそうです。しかし、史実のダルタニャンは三銃士のダルタニャンとは微妙に異なっていたようです。その史実のダルタニャンを辿ることで、売位売官や縁故中心の人事制度など当時の行政制度や社会がどのようなものであったかを描き出しています。著者は中近世の欧州...
かの三銃士のダルタニャンは実在したのだそうです。しかし、史実のダルタニャンは三銃士のダルタニャンとは微妙に異なっていたようです。その史実のダルタニャンを辿ることで、売位売官や縁故中心の人事制度など当時の行政制度や社会がどのようなものであったかを描き出しています。著者は中近世の欧州を舞台にした史実をモチーフにした歴史小説で有名ですが、こういう取材のアウトレットみたいな知識をまとめた本を読むと、著者の作品がより多角的に楽しめますね。
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[ 内容 ] 上京、出仕した主人公がくぐった波瀾とは、現実の社会とは。 歴史の醍醐味を伝える著者初のノンフィクション。 [ 目次 ] 1 三銃士(デュマの銃士 クールティル・ドゥ・サンドラスの銃士 史実の銃士) 2 パリに出る(偽らざる素性 ガスコンの気風 なぜダルタニャンか) 3 出世街道(マザラン枢機卿 フロンドの乱 足場を固める フーケ事件 銃士隊 パトロンとして 栄達と苦悩 最後の戦争) 4 ダルタニャンの末裔(ダルタニャンの遺産 息子たち 歴史小説の主人公) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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そうかー、ふたりのガスコンを読むとより面白いのかー(他の方のレビュー)と思いつつ。この本は三銃士のダルじゃなくて、史実のダルの生涯について書かれてますー。それにしてもフランス17世紀ってホントに公私混同っていうか野蛮っていうか(日本人的感覚で言うと)、、、そして読めば読むほど、史...
そうかー、ふたりのガスコンを読むとより面白いのかー(他の方のレビュー)と思いつつ。この本は三銃士のダルじゃなくて、史実のダルの生涯について書かれてますー。それにしてもフランス17世紀ってホントに公私混同っていうか野蛮っていうか(日本人的感覚で言うと)、、、そして読めば読むほど、史実のダルって苦労人だなーって思いました、、、 2009/7/4(土) 読了
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事実は小説より奇なり、って良く使われる言葉ですが、その通りですよね。面白かったです。 この本と共に、この人が書かれた「二人のガスコン」を読むのも一興かと。
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