依存症から回復した大統領夫人 の商品レビュー
フォード元米国大統領婦人がアルコール依存症、薬物依存症から回復し、自ら治療施設「ベティ・フォードセンター」を設立し、自らの回復とセンターの発展が平行して行われる様子が書かれた本である。昔は米国では標準であったインターベンションの様子が描写され、その様子が分かりやすい。また家族を始...
フォード元米国大統領婦人がアルコール依存症、薬物依存症から回復し、自ら治療施設「ベティ・フォードセンター」を設立し、自らの回復とセンターの発展が平行して行われる様子が書かれた本である。昔は米国では標準であったインターベンションの様子が描写され、その様子が分かりやすい。また家族を始めとした周囲の人たちのインタビューも平行して語られ、そしてそれに対するベティの意見なども語られ、上質のドキュメンタリーを見ているような書物であった。ただ訳書にありがちな、今一つこなれていない日本語に読むのに疲れたのが難点であった。
Posted by
- 1