ガイアの夜明け 逆境をチャンスに変える人たち の商品レビュー

テレビ東京報道局【編】

2022/01/03

　2002年4月にスタートしたテレビ東京の経済ドキュメンタリー番組。「日経スペシャル　ガイアの夜明け」、2003.9発行。テレビ通販（QVCジャパン、ジャパネットたかた、プライムなど）はなぜ売れる　など。さらっと一読しました。なお、ガイアとはギリシャ神話の大地の女神の名前で、ガイアを地球とする解釈も定着しているそうです。

2021/01/01

興味関心の幅を拡げるために読了。

どのエピソードにも共通するが、「顧客第一主義」を追求することが成功の秘訣と理解できる。

本書籍を基点に、具体的なテーマを掘り下げていく活用の仕方もできそうです。

2017/11/16

ピンチはチャンス。
そうは言われても、なかなかピンチをチャンスに変えることは難しい。

この本は、チャンスを作るために試行錯誤をする人たちが多く紹介されている。
少し古い本なので、この後再びピンチに落ち込んだ企業もあるとはいえ、企業の論理、職人のこだわり、消費者の志向などをすり合わせて、一つの方向を定めていく手法はとても勉強になる。
独断で成功することは、今の世の中ではかなり難しいことだと思う。

外資系の参入、病院の再建、町工場の戦略、農業法人…。
どれもとても興味深かったけれど、ひとつ気になる記載が。

従業員のうち８割がアルバイトというレストランチェーン。
“プロの職業として一生ウェイターをやって、結婚して子供に教育もつけて、家ももって。そういうプロがパートタイマーとして一生うちで働いてくれたら、うれしいですね”
それは企業は嬉しいだろう。
なんでそんなプロを、正規雇用しないの？
それは、社会保険料をかけずにすむし、雇用契約の解除も簡単だからだ。
そういうプロをこそ、きちんとした処遇で雇用してこその景気回復になるんじゃないの？
企業の方も努力をしなきゃ。

2009/10/04

不況・・・ここ数年の日本の経済を一言で
あらわすならこの二文字が頭に浮かぶ。
しかし、このような厳しい経済状況の中で
独自の力を身に付け、不況を打破しようと
奮闘している人、企業が存在する。

この本を読むと、「働く」とは挑戦することだと強く認識できる。