チェイシング・リリー の商品レビュー
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 「リリーはどこだ?」ナノテク学者ピアスの自宅に、男たちから熱狂的な電話が次々かかってきた。ピアスはその女に会ったことさえなく、明らかに間違い電話だった。しかし、リリーが評判の娼婦だと知るにおよび、ピアスは彼女についてインターネット上で調べ始めた。肩に届く黒髪、ブラウンの瞳、深い褐色の肌。粗い目のネットでできた黒いネグリジェで胸を包み、褐色の股間のラインととがらせた唇が男を誘う。淫らな美神がそこにはいた。リリーに惹かれたピアスは、ホームページの管理会社を訪ね、彼女が失踪している事実を知る。その直後、リリーを捜す彼の元に脅迫が…。人工的に創られた欲望空間の悪夢を描くサスペンス小説。現代アメリカ・ハードボイルド小説界を代表する著者の新境地。 失恋したあとのピアスの精神状態っていうのが危うくて、そのせいで脅迫観念が生まれたの?とか冒頭あたりは疑っていたけれど、これ以上なく聡明な科学者だっていうのはわかってくる。でも感情的ではあるから、論理的になるまで時間がかかるひと、というのがキャラ設定になってたのね。 レイシーがとっても良い警官であるはずなのに、そうはなかなか描かないあたりににやっとした。 黒幕っていつもいるのね。 Chasing the dime by Michael Connelly
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マイクル・コナリーの著作で ハリー・ボッシュ・シリーズ以外で 初めて読む作品でしたが 大幅に期待に外れる事もなく面白く読めました。 しかし、やはりハリーの魅力に惹かれている私には ちょっとばかり頼りない主人公の天才化学者のピアス。 脇役だけど、ちょっとだけハリーの匂いを 感じ...
マイクル・コナリーの著作で ハリー・ボッシュ・シリーズ以外で 初めて読む作品でしたが 大幅に期待に外れる事もなく面白く読めました。 しかし、やはりハリーの魅力に惹かれている私には ちょっとばかり頼りない主人公の天才化学者のピアス。 脇役だけど、ちょっとだけハリーの匂いを 感じさせるレンナー刑事の方が好きかな。
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