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いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル! の商品レビュー

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2020/12/15

この本の発行年を見て驚いた。2003年である。 17年前に、外国人児童について書かれた児童書が出ていたのである。 山本作品には『神隠しの教室』『今、空に翼広げて』『がっこうかっぱのおひっこし』などブラジル人の児童が出てくる。 外国籍の児童が公立校に普通に存在する今では何でもないこ...

この本の発行年を見て驚いた。2003年である。 17年前に、外国人児童について書かれた児童書が出ていたのである。 山本作品には『神隠しの教室』『今、空に翼広げて』『がっこうかっぱのおひっこし』などブラジル人の児童が出てくる。 外国籍の児童が公立校に普通に存在する今では何でもないことだが、言語・文化など立ちはだかる壁は多い。 この本では、1年生で場面緘黙症になってしまった晴也とジュリアナの交流が中心となっている。 大人は温かく見守る存在で、見守る立場のおばあちゃんがいいな。 あとがきでも、作者はこの本を書いた経緯を語っているが、作者の子どもを見る優しいまなざしが感じられる。

Posted byブクログ

2009/10/04

ブラジルから来た子に僕が優しくしてあげました。前、僕は木に登って落ちたことがあったのに、その子のためにまた木に登ってやっぱり落ちちゃいました。二人も、そして皆も仲良くなります。「バーモスブリンカル」は「一緒に遊ぼ」のブラジル語です。

Posted byブクログ