地中生命の驚異 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は極限環境微生物と地球外生命の可能性とか、どこかで読んだようなネタばかりだなあと思っていたが、第5章の菌根、第6章のミミズの交接、第7章の抗生物質辺りが面白く、最終章のバイオレメディエーション(=生物による汚染除去)には未来を見たぞ。 そして訳者あとがき、地下生物の世界を取り上げた普及解説書の少なさを指摘し、菌類と細菌類の表記へこだわり。良し。 何はともあれ、土に触れたら、手はキレイに洗おう。ゴシゴシ。
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地中の方が生物が多いということも驚異だったが、生物の誕生が、実は生命のスープからではないということ、ほとんどの植物が菌根菌と共生していること、ダーウィンがミミズの研究に晩年は没頭していたことなど、これまで知らなかったことを興味深く読ませてもらった。内容は斬新で広くて深くとてもおも...
地中の方が生物が多いということも驚異だったが、生物の誕生が、実は生命のスープからではないということ、ほとんどの植物が菌根菌と共生していること、ダーウィンがミミズの研究に晩年は没頭していたことなど、これまで知らなかったことを興味深く読ませてもらった。内容は斬新で広くて深くとてもおもしろく、参考になった。
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