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中村裕(著者)
3.5
2件のお客様レビュー
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虚子とホトトギスの功罪を問うたところが本書の眼目、ついでに山本健吉をちくちくと批判しているのが興味深い。しかし、一方で、流石大悪人虚子と唸らされるところも。
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俳句の通史がよく理解できる。敵が多いという著者の主張も色濃く反映されているが、それも俳句鑑賞の上では参考になる。