実用企業小説 プロジェクトマネジメント の商品レビュー
購入したまま読んでいなかった様だったので、今更ながら読み直してみた。 ちょっと綺麗事すぎる感がないわけではないが、書かれていることは正しいことであることが強く感じられる。様々な問題の中でも特に人の問題は千差万別であり、結局うまくいかないことの理由にしてしまったりするが、実際はそう...
購入したまま読んでいなかった様だったので、今更ながら読み直してみた。 ちょっと綺麗事すぎる感がないわけではないが、書かれていることは正しいことであることが強く感じられる。様々な問題の中でも特に人の問題は千差万別であり、結局うまくいかないことの理由にしてしまったりするが、実際はそうではないのかもとも考えさせられた。精神論ではなく、教科書通りの技術論の問題・課題が人間系の問題に隠されたり、ごちゃ混ぜになっているとも考えられる。 ちょっと自信と言うか可能性が見えた気もする。
Posted by
物語になっており読みやすかった。 プロジェクトマネージャーはプロジェクトの定量的に評価する仕組み、情報の徹底的な共有、問題発見はプラスに捉えてどんどんあぶり出す環境作り、これらのことが重要だと思った。 役割を与えて最初に決める。最初は時間がかかってヤキモキするだろうけど、ここが1...
物語になっており読みやすかった。 プロジェクトマネージャーはプロジェクトの定量的に評価する仕組み、情報の徹底的な共有、問題発見はプラスに捉えてどんどんあぶり出す環境作り、これらのことが重要だと思った。 役割を与えて最初に決める。最初は時間がかかってヤキモキするだろうけど、ここが1番大事だということ。 1つ思うことは、このメンバーはちゃんと休日を取れていたのだろうか、残業時間はどれくらいか、ということ。働き方改革が叫ばれる今、本質的なことは変わらないと思うが、工夫した働き方でやっていかなければいけないことも頭に入れておかなければいけない。
Posted by
リアル感があって同じシステム職能としては、非常に共感できた。 特に前半部分はワクワクしてどうなるんだという気持ちで読み進めることができた。 後半になると説明がわかりにくかったり、物語りに集中できない要素がたくさん出てきたのが残念であった。
Posted by
IT業界のプロジェクトマネジメントを成功に導く物語。少し古さを感じるものの、大切な事はあまり変わらないようだ。 基本的な方針は今でも参考になると思う。プロジェクトマネージャーまたはこれからなる予定の人にオススメです。
Posted by
無理な受注がたたり開始直後から大赤字が確実視されていたシステム構築プロジェクトに送り込まれた主人公が、プロジェクトを立て直していく姿を描いた小説。「プロジェクトは人や社会を幸せにするものでなければならない」という著者の持論に基づき、プロジェクトの過程におけるマネジャやリーダーの心...
無理な受注がたたり開始直後から大赤字が確実視されていたシステム構築プロジェクトに送り込まれた主人公が、プロジェクトを立て直していく姿を描いた小説。「プロジェクトは人や社会を幸せにするものでなければならない」という著者の持論に基づき、プロジェクトの過程におけるマネジャやリーダーの心情の移り変わりを詳細に記している。20数年にわたる筆者の実体験を参考に書かれたストーリーだけに、説得力がある。 ●プロジェクト成功の鍵はPRPとDPM プロジェクトが失敗する最大の要因は、プロジェクトの失敗・成功を評価する基準の不在、そしてプロジェクト・メンバー一人ひとりの能力発揮とモチベーション・アップを阻害する社内風土である。本書の著者・近藤哲生氏は数々のプロジェクトの立て直しを経験する中で、PRP(Project Re-Planning、プロジェクトを基準に基づき評価する管理手法。経営、管理、技術等各分野の失敗原因が顕在化し、対策立案と計画修正を適切に行うことができる)とDPM(Decision and Progress Meeting、プロジェクト意思決定会議。各プロジェクト・メンバーの本音と自主性を引き出し、個人とチームを活性化できる)を二本柱とする独自の方法論によって、これら二つの失敗要因を取り除き、プロジェクトの成功法則を確立してきた。 プロジェクトを複数の基準から評価するPRPと、問題を共有しマン・パワーを高めるDPMは、「決定事項、役割分担、責任の所在が曖昧」な日本企業的弱さを、「目標と問題を共有し、全体で立ち向かう」日本的強さに変える、画期的なプロジェクト管理手法である。
Posted by
人を幸せにするプロジェクトとは何か・・・。 一番印象に残っているのは プロジェクトの回転を速くすること →問題発見を早めて、前倒しで解決していく (問題発見は宝探し!!) 重要なのは 「自分たちで決めて、自分たちでやっている」 という実感
Posted by
【MM153 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2006 2007/1/24】 【第5位】『プロジェクトマネジメント』(近藤哲生著、日本経済新聞社、2004年) http://tinyurl.com/yze7nl (コメント)市役所の業務とはやや縁遠...
【MM153 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2006 2007/1/24】 【第5位】『プロジェクトマネジメント』(近藤哲生著、日本経済新聞社、2004年) http://tinyurl.com/yze7nl (コメント)市役所の業務とはやや縁遠い気もしますが、あるプロジェクトを短期で効率的に進めるにあたっての心構えや技術を説いた実用企業小説。事実を基にした話であるため、下手な教科書より勉強になります。ちなみに、このシリーズでもある、こちらの作品もオススメです。 参考:『あきらめの壁をぶち破った人々』http://tinyurl.com/8ntrs
Posted by
著者の考える 「プロジェクトメンバー一人ひとりのモチベーション を高め、維持していくことが、プロジャクトを活性化し、成功に導く」 にはどうしたらよいかということを小説の形をとって 説明したもの だから話は特に紆余曲折があるわけではなく成功に向かい一直線 それを...
著者の考える 「プロジェクトメンバー一人ひとりのモチベーション を高め、維持していくことが、プロジャクトを活性化し、成功に導く」 にはどうしたらよいかということを小説の形をとって 説明したもの だから話は特に紆余曲折があるわけではなく成功に向かい一直線 それを頭に入れて読めば分かりやすいビジネス本といえるのではないでしょうか
Posted by
私のかかわるプロジェクトは火だるまがおおい。よく私の上司は、ピンポックやPMPを勉強すればうまくやれるといっていて、実際勉強しているがあまり効果はない。どうしようかなとおもって、本書をしり、早速むさぼるように読んでみました。 主人公のプロジェクトマネージャ松風は、色々な方法を使...
私のかかわるプロジェクトは火だるまがおおい。よく私の上司は、ピンポックやPMPを勉強すればうまくやれるといっていて、実際勉強しているがあまり効果はない。どうしようかなとおもって、本書をしり、早速むさぼるように読んでみました。 主人公のプロジェクトマネージャ松風は、色々な方法を使って問題を解決してゆきます。私が感じたのはこの点 ?作業をメンバー全員で分割する。 ?問題を共有する ?意思決定にユーザを加える。 ?初期の計画に変更を加え、きちんと折衝をしている。 これらの根本にあるのは、松風が人対人のマネジメントを実践したことが重要。なによりも、幸せなプロジェクトを目指したところです。本書の中にもかいてありますが、大工の棟梁のような感じの行動が随所にある。松風のお父様自身大工のせっていになっている。作者は、日本人には日本人のプロジェクトマネジメントがあるとのメッセージを感じた。
Posted by
- 1