前日島(下) の商品レビュー
下巻では、いよいよ「…
下巻では、いよいよ「ダフネ」に乗り込みます。「ダフネ」に隠れ潜んでいたイエズス会士・カスパル神父と遭遇したロベルト(主人公の名前です)は、その島が日付変更線上にあることを知り、入り江を泳ぎ渡れば、一日前の日に行けることを確認します。つまり、キリストを救い出せる可能性があるというこ...
下巻では、いよいよ「ダフネ」に乗り込みます。「ダフネ」に隠れ潜んでいたイエズス会士・カスパル神父と遭遇したロベルト(主人公の名前です)は、その島が日付変更線上にあることを知り、入り江を泳ぎ渡れば、一日前の日に行けることを確認します。つまり、キリストを救い出せる可能性があるということになります。時間が連続的に断絶され幻想的な世界を構築しており、読者は展開が読めずついつい最後まで読み通してしまう魅力のある作品です。
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時間にまつわる話です…
時間にまつわる話です。ロベルトの回想シーンも幻想的でおもしろかったです。ロベルトが見ていた線。私も不思議に思っていた物でした。ロベルトの混乱が滑稽でもあり少しせつなっく感じました。
文庫OFF
上巻続きです。下巻で…
上巻続きです。下巻では、展開が上巻以上に早くなります。無人船「ダフネ」の秘密も明らかになります。
文庫OFF
上下巻纏めて。 久しぶりに読み返してみると、初めて読んだ時のワクワク感が蘇ってきた。あの当時はイマイチ乗り切れなかった部分も、今読んでみると面白い。
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衒学の幻惑と小説としての面白さが見事にかみ合った「薔薇の名前」と比べて、それ以降の作品はどうにも衒学の比重が高すぎて小説として楽しめない。
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