かげろう の商品レビュー
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4.2 評価しずらい小説読んだなぁ。 文体が、ストレートに心に突き刺さる。 想像させるのが本当、上手い。沢山のイメージが頭に焼かれたわ。 ジルペローさん男性なのに、 よく、女性特有の残酷さと愛情とを色々、女性目線で書かれてあるなと感心する。 このストーリーなぁ…。 嫌いじゃない。 まじで。 ただ、その“彼女”は 現代の思考をしてなくて、理解しがたかった。どうして、若い男の子と関係を持ったのか、 流れなく、いきなりただ、魔が差して若い男を誘ったように思えて、そこで、一瞬萎えた。 ただまぁ、女の私からしたら 人生の過程として、この一つの経験が また新たに自分を大人にさせてくれたと感じるだろうな。そのぐらい、淡い思い出として、収めるんだろうな、と思う。 それだけ女性の強さと残酷さとを きちんと表現されている。 欠点は、 カタカナが多すぎる。 外人作家の小説難しいわ!。 それでも表現の面白さを存分に体験できたのには驚き!。 良かったです。
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高校の図書館にて。 さらりと読めてしまった。ラストの、ジャンなんて居なかったような主人公の考え・気持ちがよく分からなかった。使用人と同じような扱いをした、と途中に書いてあったけれども性行為に及んだり……わからないなぁ……
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戦時下、逃げ延びた主のいなくなった人家で、偶然に出会った少年と人妻のラヴストーリー。極限状況下ならではの、やるせない感じが漂う。
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戦時中のフランス。 人妻と不思議な少年の恋愛物。 (三人称ではあるが)常に主人公の女性視点から 戦火の脱出劇が丁寧に描かれる。 ごろつきっぽい兵士に襲われる場面でどきどきしたり、 意外とあけすけな性描写のシーンにびっくりしたり。 なんとなく、上質な“昼ドラマ”を観ているよう。...
戦時中のフランス。 人妻と不思議な少年の恋愛物。 (三人称ではあるが)常に主人公の女性視点から 戦火の脱出劇が丁寧に描かれる。 ごろつきっぽい兵士に襲われる場面でどきどきしたり、 意外とあけすけな性描写のシーンにびっくりしたり。 なんとなく、上質な“昼ドラマ”を観ているよう。 訳ありだった少年の背景が明かされた後のラストシーン。 主人公はまるで何もなかったかのように帰還のことを思う。 邦題「かげろう」というのは、このあたりからの解釈かな?
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