オリエント急行の殺人 の商品レビュー
オリエント急行で殺人…
オリエント急行で殺人事件発生。でも乗客すべてにはアリバイが・・・。ポアロがこの難事件を解決します
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オリエント急行の車内…
オリエント急行の車内で刺殺された金持ちの男。犯人は乗客の中にいると思われる。トリック自体は知っていたが、この作品に使われているとは知らなかったので驚いた覚えがある。読後感も良かった。
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旅情あふれるオリエン…
旅情あふれるオリエント急行の列車内で起こる殺人事件。まさしく度肝を抜かれるような犯人でした。そして、その動機がとても物悲しく、最後にポアロが下した決断に感動しました。
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犯人の設定に無理があ…
犯人の設定に無理がある気がしなくもないですがミステリーとしては楽しめると思います。犯人を当てれる人はいないと思います。
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飛び切り意外で、驚く…
飛び切り意外で、驚くべき真相が最後に明かされます。読むべし。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「会話を哲学する」という書籍に題材となっていて、ネタバレを含む!という警告がありこんな名作のネタバレを受けたくないという一心で読んでみる。 あまりにも有名な作品なので、読んでる途中でネタのプロットは思い出した。しかし、核心部分と最後の展開は知らなかったので心温まる人情ものでしたので読み心地よし。 人種による固定観念とか今の時代少し慎重になる表現が散見されるが、戦前の作品ともあれば常識は異なるという認識はいるかな。 ポアレの人間の心理からにじりよる推理は、一つ間違えば妄想に留まりそうだがそこは発言や仕草から確信を深めていく。こんな聡明な頭脳があれば、世の中は違った色彩で見えるんだろうな。あと、これポアレシリーズ第一作なのか。何気にアガサクリスティ初挑戦だったので、ちょこちょこ作品を読み進めてこうかな。
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ミステリーと言えばやけど読んだことなかったのでこの機会に。 よく分からん固有名詞ばっかの割に読みやすかった。 綺麗な終わりで良かった。
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クリスティーの3作目。「アクロイド殺し」、「そして誰もいなくなった」に続き「オリエント急行の殺人」を読んだ。これから先、どんなミステリもクリスティを基準に考えられてきたと思うと、人間の底無しの想像力を感じるな。「パターン」作っちゃってるもんな。すごい。
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面白かった。雪で立ち往生した電車の中で殺人事件がおき、それを探偵ポアロが解き明かしていく。殺されたアメリカ人は誘拐殺人を犯していた犯人でその関係者が次々と出てくる。犯人は一人だと思ったんだけどまさか全員が関係してくるとは思わなかった。陪審員の12人に当てはまるように12人関係者を設定したりするのは面白い。ところどころに出てくるイギリス人への偏見みたいなのが出て作者のイギリス人に対する見方なのかな。最後事件の真相をブークとコンスタンチンに委ねるポアロがかっこいい。
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アガサクリスティの中でも上位に位置される程、完成度の高い作品。オリエント急行という列車の中で、殺人事件ご発生し、ポアロが謎にいどむ。 作品を通し、大胆不敵なトリックに魅了される。クリスティ以後でこのトリックを活用した作品は殆ど知らないし、「アンフェア」と言われればそうかも知れ...
アガサクリスティの中でも上位に位置される程、完成度の高い作品。オリエント急行という列車の中で、殺人事件ご発生し、ポアロが謎にいどむ。 作品を通し、大胆不敵なトリックに魅了される。クリスティ以後でこのトリックを活用した作品は殆ど知らないし、「アンフェア」と言われればそうかも知れないが、今作では丁寧にヒントを提出しているし、当時の作品の中にはネタバレとしか言えない邦題がついたものまで販売されている。 当時、既にクリスティ作品ふ何冊か読んでおり、それでもまだこの様な作品があるのかと衝撃を受けたことを覚えている。 また、ポアロの人となりがとてもわかる作品。ポアロは自信家だが、決して人への慈しみや愛情が希薄な訳では無く、今回のような解決に至る場合もあると知り、とても感動した記憶げある。クリスティは不幸になるべき人材は不幸になる様に描写しており、今回の被害者も不幸になるべき人物だ。現代では、謎は解決されるもの、どんな時でも正しいものは正しいという考えが土台にある為、残念ながら今作の様な結末に至る事は少ないし、もしかすると批判があるかも知れない。 ただし、僕はこの真相こそポアロシリーズの真髄であり、かれの探偵としての正義だと認識している。
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