スノウ・グッピー の商品レビュー
分厚いけど、読み進めるごとにどんどん面白くなる本。 軍事機密《グッピー》に夢や希望、欲望をみる人間達がわんさかでてくる。 日本の国防や自衛隊事情を垣間見れるお話。
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少し前の小説だが古さを感じさせない内容で、一気に読み終わった。国防とはなんなのかと、自分自身も改めて考えさせられた内容だった。難しいテーマで読み辛いのではないかと思っていたが、それを魅力的なキャラクターたちのおかげで読むのが楽しみで仕方なかった。それぞれの信念のために動く男たちが...
少し前の小説だが古さを感じさせない内容で、一気に読み終わった。国防とはなんなのかと、自分自身も改めて考えさせられた内容だった。難しいテーマで読み辛いのではないかと思っていたが、それを魅力的なキャラクターたちのおかげで読むのが楽しみで仕方なかった。それぞれの信念のために動く男たちが格好良くて素敵だった。久々に読み終わるのがさみしいと思える本を読んだ気がした。
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訓練飛行中の自衛隊機が北陸沖に墜落した――!一方、休暇中に緊急の連絡を受けた関東電子機器の三津谷は、急遽金沢へ。旧知の宇佐見二佐が三津谷を出迎え、告げた。「“グッピー”を一匹失いました」と。そして三津谷の同僚の技術者が一人、失踪したことも。事態は謎の“グッピー”をめぐる国際的な謀...
訓練飛行中の自衛隊機が北陸沖に墜落した――!一方、休暇中に緊急の連絡を受けた関東電子機器の三津谷は、急遽金沢へ。旧知の宇佐見二佐が三津谷を出迎え、告げた。「“グッピー”を一匹失いました」と。そして三津谷の同僚の技術者が一人、失踪したことも。事態は謎の“グッピー”をめぐる国際的な謀略戦へ!いま最注目の大薮賞作家が放つ国際スパイ小説の傑作。
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基本的に軍事系とか北○鮮とかそっち系の話はあまり得意ではないのですが、この作者さんの話だけは読めます。 すごく堅い話の筈なのに、どこか漂うストイックな色香はなんなのでしょうか……やだ、ときめく。 何度読んでも登場人物たちが人間味溢れていて、またそれぞれに事情や信念を抱えていて、胸...
基本的に軍事系とか北○鮮とかそっち系の話はあまり得意ではないのですが、この作者さんの話だけは読めます。 すごく堅い話の筈なのに、どこか漂うストイックな色香はなんなのでしょうか……やだ、ときめく。 何度読んでも登場人物たちが人間味溢れていて、またそれぞれに事情や信念を抱えていて、胸にずしっときます。 是非色々な人に薦めてまわりたい一冊です。
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民間企業に勤める電子機器の技術者:三津谷が、旧知のエリート自衛官:宇佐見、アメリカ兵との混血不良青年:江崎とともに、消えた同僚と軍の重要機密「グッピー」を追うスパイ小説。 作者が元自衛官なればこそ書けた作品なのでしょう背景がすごくリアルで引き込まれました。 正直軍事情勢など詳...
民間企業に勤める電子機器の技術者:三津谷が、旧知のエリート自衛官:宇佐見、アメリカ兵との混血不良青年:江崎とともに、消えた同僚と軍の重要機密「グッピー」を追うスパイ小説。 作者が元自衛官なればこそ書けた作品なのでしょう背景がすごくリアルで引き込まれました。 正直軍事情勢など詳しく知らないので「難しい・・・」と感じる部分も多かったのですが 三津谷に対する宇佐見の愛や三津谷本人のキャラクターの魅力で最後まで楽しく読めました。 軍事機密の話なのに全体的にロマンチックな雰囲気に彩られています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とってもおもしろかった。硬派な軍事小説だと思っていて、内容も文章も読みにくいのかと思っていたんですが、ぜんぜんそんなことなくて、最後までぐいぐいと一気に読まされました。読みやすかった。それでいて、日本の防衛体制についても考えさせられました。難しいことはよくわからないし、どちらが正しいのかもよくわからない。それでも、今の日本のままだったらいつか自爆するんだろうなと思う。 という真面目(?)な感想を書いたあとでこんなことを書くのもなんですが。 この小説、萌える。三津谷さんがもてすぎるだろ……! 宇佐見さんはデレデレしすぎじゃないか? もう1人はハニー言うし。男同士の(不毛な)三角関係は見所のひとつでもあるので(たぶん)、どんどん深読みしちゃっていいと思います!
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厚みがあるが、全然飽きない。読んでいくうちに引き込まれていって気がついたら終わっていた。とにかくみんな主人公が好き過ぎでしょう。にやにや
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引き込まれていった、魅力的な作品だった気はするものの、大満足で読み終えた記憶はない。 戦闘機に関して、ハードも重要だけれどソフトが追いつかなければ旧式同然、と学ばせてくれた作品。
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自衛隊がすきな人もそうでない人も読んで欲しい本です。 国の防衛について、そして対諸外国に対しての日本の危うさについて考えさせられます。 やはり作者が元防衛庁の方なので描写が詳しくて読みごたえがありますよ。 でもまぁそれだけじゃないのが、五條作品! 萌え要素もたっぷりです! 泣き...
自衛隊がすきな人もそうでない人も読んで欲しい本です。 国の防衛について、そして対諸外国に対しての日本の危うさについて考えさせられます。 やはり作者が元防衛庁の方なので描写が詳しくて読みごたえがありますよ。 でもまぁそれだけじゃないのが、五條作品! 萌え要素もたっぷりです! 泣きぼくろの美人な主人公(男)と冷徹と温和さをもった自衛官(男)。そして主人公にまとわりつく奴とか(男)! 主人公好かれすぎなんじゃない?とニヤニヤしながら読みました。
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いい男が満載。なのは良いのですがここまで書いちゃっていいのか作者(汗)真面目にも不真面目にも読めるのがこの作者の偉大なところだと思います。
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