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白い巨塔(第2巻) の商品レビュー

4

98件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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2019/04/15

しつこい‼️ 教授選の模様が1巻から2巻の半分位まで、いささかうんざり。そして財前は教授になったらますます嫌味なキャラがパワーアップ、最近あまり見かけなくなったけど、かつてはこういう尊大で偉そうな医者、いたな。 さて、この先財前がますます調子に乗ってカッ飛ばすのか、大きな罠に陥る...

しつこい‼️ 教授選の模様が1巻から2巻の半分位まで、いささかうんざり。そして財前は教授になったらますます嫌味なキャラがパワーアップ、最近あまり見かけなくなったけど、かつてはこういう尊大で偉そうな医者、いたな。 さて、この先財前がますます調子に乗ってカッ飛ばすのか、大きな罠に陥るのか、見ものだ。

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2018/12/27

主人公、財前が教授になるべく周囲の駆け引きも熾烈になっていきます。僅差で勝った財前が、権力を手に入れ、次第に自身の野望を実現させるため、横暴に振舞っていく姿は医師としての本質から離れて行き、来るべき悲劇へと加速して進んでいきます。

Posted byブクログ

2018/04/15

大学病院は、本当にこんなに魑魅魍魎が暗躍しているのか、というくらいドロドロしている。 教授になった財前五郎は、これでもかというくらいに嫌な奴になっている。 これ以上にドロドロした展開にどうやって持っていくのか気になる。 山崎豊子の本領発揮だ。

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2017/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

教授選決着。 物語は欲にまみれた駆け引きの世界から誤診問題へ…ドラマでも思ったけれど、一気に緊迫感が増して面白くなるな。 まだ容体が悪化したばかりだけど、第三巻が楽しみ。 財前先生は不遜で傲慢なヒールだけれど、外科医としてのあの強固な自信は使い方を間違えなければ、患者にとってものすごく強力な精神安定剤になる気がしてならない。 患者に対して真摯な里見先生は素晴らしいけれど、「分からない」と検査が繰り返される日々はやっぱり辛いハズ。 正解は何なのか、難しいな。 それにしても、佃と安西の無礼さときたら…ムカつくなー。

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2017/04/24

医学界に上下関係や派閥、カースト制度のようなものがあることは不思議ではないが、それが人の命に関わるようなことがあってはならない。そんな信じられないようなことが、直接的でないとしても起こってしまうこともある。

Posted byブクログ

2016/12/23

意外とみんな医学以外の勉強もしっかりやっている。 (以下抜粋) ○何時も、消毒くさい病院や、陽の射さない薄暗い研究室ばかりに閉じ籠っていますから、  たまには虫ぼしをしなくてはいけませんでしょう(P.395)

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2016/10/31

巧妙な根回しとお金の力で教授に就任した財前。 第1巻の時は多少の親近感があったけれどあっという間に雲の上の人になった感じ。 対照的に菊川先生と里見先生がどんどんいい人に思えてくる。 今後どうなるのかなぁ。

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2016/08/11

いよいよヒートアップする教授選、お金をばらまくあたり何でもありで、やや冗長な感で、それでも新教授が決まる瞬間はスリルがありますね。その後はのちに起こるであろう、医療事故のフラグが立ちまくりでこれまたしんどい展開。医学の良心である、里見助教授の毅然とした対応がいいですね。 にしても...

いよいよヒートアップする教授選、お金をばらまくあたり何でもありで、やや冗長な感で、それでも新教授が決まる瞬間はスリルがありますね。その後はのちに起こるであろう、医療事故のフラグが立ちまくりでこれまたしんどい展開。医学の良心である、里見助教授の毅然とした対応がいいですね。 にしても後3巻、どのような展開なのか気になるものの、後3巻もあるのかぁと少し食傷気味。。

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2016/04/03

教授選でのえげつない裏工作、その結果教授となった主人公の傲慢を描く2巻。男の尊大な自負心のありようをこれまた遠慮なく淡々と描写していく著者のジャーナリスト的な冷徹さがいい。

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2016/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻、無欲な里見医師の登場で、心がきれいになってゆくような読書の楽しみを味わっていたけど、この巻の延々続く選挙に辟易。後半は里見医師と財前教授がひとりの癌患者の診察を巡って一悶着。良い話なのに佐枝子がイロモノと化していくのが辛い。既婚者なのになぜ?これほど考え方の合う二人はむしろ恋以外の形で支え合ってほしい。男女の友情ってないのかな。

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