プロフェッショナリズムの覚醒 の商品レビュー
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著者は倉重英樹氏。 IBMBCの代取会長(当時)。 2003年出版の古い本なんで、現職はわかりません。 話の内容は、当時、IBMからの転身でプライスヲータハウスコンサルタントの社長に就任した著者が、業績不振だったPWCの建て直しを図るという話。 おもな方法として、「情報プラットフォーム」と「人事プラットフォーム」の構築を中心に、企業変革を行っていきます。 まあ、外資会計事務所系のコンサルタント会社だし、人材は既に優秀だよな。 それを有効活用する、情報システム、人事制度ってのは当然の話か。 情報システム、ノウハウの共有なんてのは結構身近に感じるというか、どこでもやってるだろと思うが、 本の人事制度はとてもわかりやすく、本の古さを感じさせないというか。そんな感じ。 まあ企業規模と事業領域が、人事制度を作りやすいのかもしれないけどね。 個人的には、人事ぶってのは、お役所っていうか、絶対権力者って印象があったけど、本来、企業の最重要アセットである従業員の運用方針を決めるわけだから、とっても重要な部署だよ。 更には、そのなかで働いている僕らも、それを十分に意識しなきゃだと個人的には思うのです。 「あくまでステップ」とか「最低限の給与でいいとか」そういう派は別だけど、給与に見合った仕事を最低限していかないとなー。 研修という形で、投資を受け、稼いでいないのに給与だけもらてきて、 そのうえ数年たっても、ただただ、PL上でコストとして乗っているだけじゃホントお荷物でかっこ悪いよなー。 eonjoy business as a game だと思うと、なおさらかっこ悪いよな。 と、本書の本題とはずれるが、とても反省させられる本でした。
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組織に埋没することなく、個人の能力を高めること、会社ではなく社会に自分をポジショニングするべきであることなど。これからの日本のあるべき姿を示す良著。
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仕事の関係上でちょっと読みました 自らが実施してきた経営・変革の本でしたが、半分なるほどと感心しつつ、あまりわかりやすくなかった
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元IBCS会長倉重氏の企業再生物語。「心の通じ合っていない173人の集団よりも、心の通じ合った80人の集団のほうが強い。」
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